カミさんと一緒にランチを食べに行ったら、「ランチは11時半からなので、ちょっとお待ちいただけますか」と言われた。カミさんは、「モーニングが11時までだから、その後はランチだと思っていた」ようだ。
でも、おかげで先客の中年女性4人組の会話が聴けて面白かった。初めは救急車で運ばれてCT検査を受けた話だった。「私、閉所恐怖症だからジッと目を瞑っていたら、ちょっと眠っちゃった」などの体験談だった。
ところがなぜか、自民党の総裁選の話になり、「進次郎さんで決まりでしょう」とか、「まだ若すぎるんじゃーない。ベテランに落ち着くと思うわよ」とか、「やっぱり女性が出てくれなくちゃーね。アメリカだってハリスさんになりそうじゃーない」と活発なやり取りだった。
「でもさー、高市さんだけは嫌ね。選択的夫婦別姓は当然の権利なのに、認めようとしないのは可笑しいわよ」「そうよ、離婚する夫婦も多いわよ、子どものことを思えば夫婦別姓はありよ」「私の知り合いも、遺産相続のことで揉めているわ」と生臭い話が続く。
巷の主婦の政治への関心の高さに驚かされた。兵庫県知事についても、「プライドの塊ね」とか、「自分を悪く言う人を絶対許さない、怖い人よ」と、かなりの情報を得て的確に判断している。店が混み出して来たので席を立ったが、4人組はランチを注文して、さらに話を続ける様子だった。
私たちはメナード美術館へ行き、次に小牧市図書館というお決まりのコース。4階で好きな本を読み、終わると1階のスターバックスでコーヒーと菓子を頂いた。「ここは、いつ来てもゆったり出来ていい」とカミさんは満足そうだ。
今週末から、兵庫県西宮市の次女とその娘が来るらしいが、いつ来るのか、どういう予定なのか、ちょっと気が揉める。
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