友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

子ども代表の「平和への誓い」に感動

2023年08月07日 17時03分29秒 | Weblog

 高校野球の甲子園大会が始まって、ついテレビで観戦してしまう。プロ野球に比べれば、選手は幼くてかわいい子どものようだから、プレイにも稚拙さが残るけれど、プロ野球と違って負ければ終わりだから、真剣さが違う。

 多分、それで見入ってしまうのだろう。絶対にこのチームの方が強いと思ったのに、一気に逆転されたり、このまま勝利するのかと思うと、また逆転されたりして目が離せない。私の母も縫物をしながら、ラジオで甲子園の中継を聞いていて、急に大喜びしたりしていた。

 今は、都会の学校だから強いとか、田舎の学校だから弱いということは無いようだ。それだけ選手は野球漬けの毎日を送ってきているのだろう。活躍すれば、プロ選手になれる。そう思えなければ、炎天下で死にそうな練習など出来ることでは無い。プロ野球選手になれば、大金が手に入る。スポーツに夢中になる人々は、名声とともにある金額を夢見ているのだろう。

 プロ野球があり、プロゴルフがあり、サッカーやバスケットにもプロチームがある。競馬や競輪や競艇などもあり、大相撲もある。人は夢を追い、娯楽を求めている。歌を歌う人、楽器を奏でる人、絵を描く人、いろんな人がいるのも、求められるものがあるからだ。

 広島の平和記念公園で6日、平和記念式典が行われた。いつものことだが、首相の演説よりも子ども代表の「平和への誓い」に感動する。原爆資料館から原爆の恐ろしさを痛感する生々しい資料が減っているという。平和教育で使われてきたマンガ『はだしのゲン』も削除されるという。

 それでも子ども代表は、「みなさんにとって平和とは何ですか。争いや戦争がないこと。差別をせず、違いを認め合うこと。悪口を言ったり、けんかをしたりせず、みんなが笑顔になれること」「身近にある平和をつないでいくために、一人一人が行動していきます。誰もが平和だと思える未来を、広島に生きる私たちがつくっていきます」と訴える。


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