友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

そんな都合のいいことは無いようだ

2024年06月15日 18時10分51秒 | Weblog

 今日は玄関の塗装の日。何時から作業が始まるのだろうと思っていたら、午前9時にチャイムが鳴った。1軒1軒回って、了解を得ながらの作業だから大変だ。我が家の周りは定年退職者ばかりなので、作業初日の土曜日になってしまったのだろう。

 「作業、終わりました」と作業員が帰っていく。しばらくこのままにしておくようにという指示だったので、午後3時過ぎまで放っておいた。玄関の枠はきれいになったが、青いドアに白いペンキが付いている。こうしたちょっとしたことに、私は寛容になれない。

 半紙に赤いペンで、「ここに白いペンキあり」と書いて貼って置いた。しばらくすると、玄関でゴソゴソ音がする。見ると若い現場監督だった。何やら布切れと噴射器を持って来て、監督自ら作業を始めた。完璧とは言えないが、まあ、これならヨシとしよう。

 また、しばらくすると電話がかかってきた。090かと思いながら受話器を取ると、不用品の引き取りで回っている会社だと言う。とりあえず、隣りの部屋に残っている机や植木鉢を見てもらい、持って行ってくれるならと思い、来訪を承諾した。

 約束の時間になっても、なかなかやって来ない。午後5時過ぎになって、「お伺いする者が早退したので、月曜日に伺います。よろしいでしょうか」と電話してきた。カミさんが心配して孫娘に電話すると、孫娘は会社名をネットで調べて、「評判の良くない会社だね。止めた方がいいよ」と連絡をくれた。

 以前来た不用品の買取業社の人は、家の中を見回して、「時計は、背広は、レコードは」と矢継ぎ早に訊いてきた。金目の物を物色していることがよく分かった。金にならない物は引き取らないだろうが、それでも売れる物と売れない物を合わせて持って行って欲しいのだが、そんな都合のいいことは無いようだ。

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