みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

大川入山

2014-10-15 | クラブ山行

クラブ報告
2014年10月11日(土)     天候 晴れ     参加者 16名
   

CL 渡邊一さん
台風19号の影響を考慮して、13日から11日に山行日の変更となり参加者が減少し16名の参加となった。

 予定時間5分前に全員集合、天候良し、CLの渡辺一吉さんの挨拶後、3台の車両に分乗し6時5分前に「あららぎ高原スキー場」へと向かう。
 5時10分富加関ICより園原ICで下り、153号へ出て「あららぎ高原スキー場」に8時10分予定通り着く。スキー場は閑散として肌寒く、山裾はまだ夏の面影を残し紅葉には少し早いようだ。7:50分ぶらぶらと準備体操を終えて、班編成なしの三々五々朝露の残るスキー場の斜面を登ると8:15分に登山口に辿りつく。
 尾根に沿った登山道は、両側が綺麗に藪刈りされ気持ち良い道ではあるが、急勾配の登山道は、途切れることなく急坂の連続である。暫くすると汗、汗が滴る様に噴き出る。道端には忘れかけたリンドウの花が僅かな慰めである・・・。
 登り始めて数時間後、モミ、ダケカンバ、ナナカマド、ドウダンツツジ等の赤みを帯びた葉と、斜面に生えている笹とのコーディネートで山肌を飾り、眩いほどの綺麗さに、一瞬疲れが吹き飛ぶ程であるが、まだまだ相変わらず急坂は続く・・・。
 10:15分恩田大川入山との分岐点に着く。笹に囲まれた中でひと休み、少し下ると展望も良くなり、目を疑う様な絵画の世界が飛び込んでくる。斜面の笹とナナカマド、ドウダンツツジとの「緑と赤」のコラボレーションは実に美しい!

       笹なみや紅葉舞え飛ぶ万華鏡   

 天空は何処までも青く、伊那山や焼山も映えて見入る。あと30分で山頂だ、がんばれ!
 10:44分「大川入山」山頂到着。汗を拭う間もなく、CLさんの指示により笑顔で記念写真に納まる。山頂は見晴らし良く、澄みきった秋空のもとで輪になり待望のランチタイムとなる。
 山頂から微かに北西方面に、御嶽山噴火の噴煙が見える。悲しい噴火災害が起こった山を見るのは辛い・・・。新聞、テレビなどの報道で見る状況が眼に浮かび、何か悲しく山に向かって合掌し、多くの犠牲者の冥福をお祈りするも、山を見上げる勇気も無く無言で下山の準備をする。
 11:45分治部坂登山口へのコースで下山。道は急勾配であるが見晴らしも良く、ビロードのような笹の斜面に木々の紅葉が映え、「パノラマ・ハイライト」である。登りも下りも素晴らしい光景を二度も堪能でき、忘れられない思い出の山行日和となった。
 30分程下りた頃から緩やかな針葉樹林の道となり、ルンルン気分で歩むと「横岳山頂」(13:25分)に着く。山頂は針葉樹林に囲まれた展望の悪い山頂だ。休憩と三角点を確認し、早々に急勾配の古樹の間を尾根に沿って下る。
 木の根が網目のように張りだした道を足元に気を付けながら、登山口をめざして未だか未だかと下ること40数分、沢の流れる爽やかな音が聞こえると、治部坂の登山口は間近だとほっとする。
 暫く林道を進むと治部坂駐車場(14:25分)に着きトイレ休憩を済ませて、CL,SLさんがデポーし待機して居てくれた車両に乗り、昼神温泉に直行15:00分に着く。
 今日のハイライトを想い出しながら、ゆっくりと温泉に浸かり、16:00にCLさんの挨拶後、車両ごとの現地解散となる。17:20分関市役所に無事着く。
 役員の皆さん御苦労さまでした、楽しい思い出の山行有難うございました。
                                                                                                    (記録担当 堀越さんの報告より)

 コースタイム
関5:50=富加関IC=園原IC=(R153寒原峠)=あららぎ高原スキー場7:40-(体操・準備)―登山口8:15・・・恩田大川入山分岐10:15・・・大川入山山頂10:44-11:40・・・舞鶴のコル(鞍部)12:30・・・横山山頂13:27―13:40・・・治部坂駐車場14:20―14:40:=昼神温泉15:00―16:00=関17:20


 
              
                                                                                                                      (スライド写真提供 渡邊一さん)   

コメント
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