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みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

虎子山

2013-03-05 | クラブ山行
クラブ報告
3月3日(日)    天候 曇り時々雪     参加者 17名

CL 鷲見M さん
関市役所から3台の車に分乗して、揖斐総合庁舎で1台と合流する。CL挨拶後、国見岳スキー場を目指す。平成18年1月22日にクラブ山行で実施された山です。虎子山の名前は旧春日村尾西地区の地名から、「尾西山」と呼ばれていたそうですが、いつ虎子山になったのか解りません。虎穴に入らずば・・・のことわざから思い切って冒険しなければ果たす事が出来ない事、それを虎子山にたとえるとしたら、難しい山だったのでしょうか?今では雪山入門で、ピッケル、ワカン、アイゼンの練習になる山だと思います。スキー場は駐車料金を払わず林道に車を停めることが出来ました。車止めから5分位歩いた所で、ワカンを着けラッセルをします。土曜日に数人登られたのでしょうか、しっかり踏み後があり、2カ所崩落していましたが心配はありませんでした。雪が固められ歩くには大丈夫です。斜面から転がって来た雪のドーナッツ型は珍しくちゃんと中心に穴も空いていました。下見と同じ様にショートカットで新雪を登りました。林道脇にはミヤマハンノキ、タニウツギ、シロモジが春を待っているかの様に、少し芽が膨らんでいます。スキー場を右に見下ろしますが、奥美濃と違い空いています。国見峠でアイゼンに履き替えました。尾根登山道を登り始めた頃、虎子山の頂上が見えて来ました。三つこぶがありさてどれでしょうか?一番奥かな?真ん中?解りません。右が雑木林、左が植林とはっきり分かれています。急登な尾根を登ると直角に右に曲がり緩やかな尾根を登って行く。途中左後ろに伊吹山が見え曇りだが、頂上のお土産品を売る小屋もはっきり見えた。少し降り斜めの雪道を登り、先客の二人ずれが頂上は来すぎたと言われた。何の標識も無くGPSで行き過ぎたことが解り引き返した。やはり二つ目のこぶだった。「前回と同じ事をやってしまった」とCLが言った。ここで昼食となった。遙か下には国見岳のスキー場が見えた。鍋倉山、貝月山なども見えた。CLが持ってきたゾンデ棒で積雪を計ったら2m近くあった。長居は無用下山開始となった。一カ所の短い登りが終われば後は国見峠まで急降下した。休憩後5人位がアイゼンをはずし林道を歩く、雪がゆるんでいたが、つぼ足でも、アイゼンでもあまり歩くのには不自由はしなかった。全員無事車止まで下山し、もう一つの楽しみ春日ふるさと直売所でワンコインのティータイムです。トイレを借り、おやきとお茶で休憩。ワンコインと言っても100円でお茶飲み放題、おみやげも買いました。ここでCLの挨拶があり揖斐の人達と別れ3台は市役所に計画書より40分位早く無事着きました。CLを始め皆さんお疲れさまでした。後日CLが言われたのは、下見の時は崩落箇所が危なくクラブ山行では、ザイルなど張ることを考えたと言われましたが、今回は雪質も良く恵まれたと言われCLの苦労がうかがえました。           
(記録担当 渡辺Aさんの報告より)



(スライド写真提供 藤沢)

 コースタイム
関6:25= 揖斐総合庁舎7:20= 国見岳スキー場駐車場8:00~8:20・・・国見峠9:40~9:55・・・ 頂上 11:30~12:05・・・ 国見峠 12:50~13:10 ・・・ 駐車場13:50~14:05=春日ふるさと直売所14:14:15~14:55=関16:10



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前山(恵那山)

2013-03-05 | 準山行
クラブ報告
2月24日(日)    参加者 23名(みのハイ7名)

CL 鷲見M さん
早朝5:30分家を出る。夜中降り出した雪は5センチ程積り、降り続けている。参加者7名、関市役所から2台の車で中津川市役所へ向かう。道中、雪は止んだ。
中津川市役所駐車場へ各会メンバー到着。隊長の渡辺寛治さんからの挨拶、注意事項等説明後、前山登山口へ移動する。 
共同装備のロープ50m、9㎜は重い、若い黒岩くんが持った。くもり空、雪は少ないが極寒!前山の標高1250m地点まで登る。気温-8度。風が吹くと更に体感温度は下がる。その急斜面を利用して訓練はおこなわれた。渡辺隊長の訓練内容の説明後、3パーティに分かれる。立木を利用してロープで3/1システムをセットする。そのシステムを使い負傷者を引き下げる、引き上げる訓練を行う。3/1をセットする人引っ張る人、交代で行った。
負傷者の搬送は、先ずロープで担架を編む。シートに包んだ負傷者を担架に乗せ梱包し頭、背中、腰、足の辺りに持ち手を作る。搬送者は肩からシュリンゲを掛け、担架の持ち手にカラビナで繋げる。指揮を取る人の号令で持ち上げ、進む、降ろす、の行動することが大切です。体験してみて、登山道での負傷者の搬送が如何に困難か解ります。
特に冬山で救助活動することがいかに辛いか厳しいかを体験しました。会の皆様も訓練に参加されて、山行に役立つ知識と技術の学習をしましょう!
*渡辺隊長の言葉*
今日、ヘリレスキューの時代です。しかし、ヘリにリフトアップしてもらえる場所まで仲間を班出する技術は身に付けていたいですね!!

(記録担当 泉谷さんの報告より)

コースタイム
関6:30 == 富加関IC == 中津川IC== 中津川市役所7:40~8:30・・・前山登山口9:00・・・標高1250m地点11:45~14:30 救助訓練14:30負傷者搬送・・・14:45・・・前山登山口16:00 解散16:20


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上高地トレッキング

2013-03-05 | クラブ山行
クラブ報告

2月23日(土)   天候 晴れのち曇り時々小雪    参加者  30名


CL 渡辺A さん
予報で山間部に大雪注意報が出ていて雪が心配だ。今朝の様子は、冷え込みが強いが雪は降っていない。
市役所を予定通り5:30に出発し、美濃インターより高速に入る。八幡インターを過ぎると雪が多くなってきたが、道路には無い。バスはスムーズに走る。
ひるがのSAで休憩をとり清見インターより縦貫道を走り41号へ。高山市内を通り抜け158号へ。丹生川村まで来ると雪が降りだす。道路には踏み固まった雪でバスもゆっくり走る。このあたりの民家の屋根には1m近い雪が積もっていて雪おろしの光景を、初めて見る、平湯峠を越え平湯バスターミナルに到着。休憩の間に靴を履き替え再びバスに乗り、釜トンネル入口に向う雪で予定より30分遅れで着く。リーダーより準備の出来た人から出発して下さいと声がかかりトンネル内へ、明りがなく真暗でライトを付けて歩き出す。入口から出口までの高低差153mと長さが1310mありトンネルを抜けるだけで大変だ。驚くことに出口に近づくと陽が差し込み外は青空が広がっていて眩しい。
ここからは3班に分かれて出発。雪が多いが踏み固まっていて思ったより歩きやすいが、からまつ橋の手前を右に入って行くと雪も多く小さいアップダウンがあり、足元をとられ歩きずらくなってきた。大正池Hでトイレ休憩する。ペットボトルの水を飲もうとするもシャーベット状になり飲みづらい。携帯用の温度計は-7°となっていた。
大正池から梓川沿いを歩く予定を変更。樹林の中の道を歩きだす。雪も降り出し、風も出てきて寒く雪も一段と深くなり歩きづらくなり全員ワカンを履くよう指示があり足も取られなくなり快調に歩く。から松林を過ぎたあたり猿が木の皮を食べた木々があちらこちらに見受けられた。
この辺りでは猿にとって唯一の食べ物らしい。帝国ホテルの横を過ぎると上高地バスターミナルに到着。ここで昼食となる。寒さと風を防けるためバスターミナル横のベンチで食事をする。
12:40にバスターミナルを出発河童橋に向う、橋の上から川上を眺めると雲の切れ目から青空がのぞき、西穂、奥穂、明神岳が一望できあまりもの雄大さに驚き感動する。
全員で集合写真を撮り、河童橋を渡るSさんが橋のたもとに日本でも数少いケショウヤナギがあると聞くが葉が付いてないため判断ができなかった。
田代橋まで反対側を歩く、途中雪に埋もれたウエストン碑を発見し立ち止る。毎年6月に行われるウエストン祭は、日本アルプスを世界に紹介した宣教師ウオルターウエストンを偲ぶ祭が、上高地でもっとも歴史のある祭であるらしい。
田代橋を渡る池と湿原があるはずだが、雪に埋もれてわからない。梓川沿いに歩いていると夕日に照らされた焼岳が美しい。大正池に着くと鴨の番いが仲良く泳いでいたり、水面に枯木が立ち幻想的な風景を、目のあたりにし感動する。霧氷が見られると最高であったが少し残念であった。
大正池を後に釜トンネルへ向い再びトンネル内へ。帰りは下り坂になり皆疲れているが足早に歩き15分で通り抜ける。万歩計を見ると26,497歩と知る。思ったより歩いたのにビックリ。再びバスに乗り平湯バスターミナルで休憩し足湯に入ったり、甘酒で身体を熱め大満足。
17:00にターミナルを出発、ひるがのSAで休憩し、市役所20:10に到着。
予報に反して青空ものぞき上高地トレッキングを大いに楽しむことができた。又この時期しか見えない光景を見ることができ最高の一日でした。今度は夏の花の時期か秋の紅葉の季節に行きたいものだ。リーダーはじめ、今日お世話して下さいました方々ありがとうございました。

(記録担当 渡辺Kさんの報告より)


(スライド写真提供 須田さん)

 コースタイム
関出発5:30=美濃IC=ひるがのSA(休憩)6:35-6:50=清見IC7:20=平湯バスターミナル(休憩)8:30-8:50=釜トンネル9:10-9:30出口出発9:45・・・大正池ホテル(トイレ休憩)10:25-10:45・・・上高地バスターミナル11:50-12:40・・・河童橋12:50-13:10・・・田代橋14:00・・・大正池H15:15・・・釜トンネル16:00=平湯バスターミナル16:40-17:00=ひるがのSA=関20:10着

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