音楽喫茶・ヤギヤ店長の日記

クラシックなどの音楽が聴ける金沢の喫茶店ヤギヤの店主が音楽、コンサートなど仕事と趣味を楽しみながら過ごす日々を綴ります。

白山ろくの宿「ふらり」  翌日

2009年11月30日 20時36分38秒 | なんとなくな日々・・
翌日はちょっと二日酔い気味でした。
なんだか周りがざわざわしていたのは、朝から散歩に出かけているみたい。
僕はできるだけ寝ようと思っていたのですが、思ったより天気がよかったのでちょっと散歩することにしました。
外は寒い~
車の窓は霜で真っ白。


畑の草も霜で真っ白。でもきれい。
久しぶりにこんなきれいな霜を見たかも。


「ふらり」の近くの橋の上から手取川を見ると山の木が映っていました。
ダムでせき止められた川面が穏やかな鏡のよう。


村のあちこちに真っ赤なナンテンの実がなっていました。
紅葉も綺麗だけど、ナンテンの赤はこの季節はすごく映えます。


散歩しているうちに朝食の時間。
朝食も美味しかったよ~
おかずもたっぷりでご飯をお代わりできないほど。
おかずだけでお腹いっぱいです~


10時くらいまでのんびりして宿を出発しました。
今回お世話になったご主人。ありがとうございました。
今度は宿泊ではなくお昼の食事をいただきたいですね。
すごく満足でした。


「ふらり」を出てから帰る途中にお土産を買うために瀬名の道の駅によりました。
ここも久しぶりです。


道の駅のお土産は地元の山菜が多く、いろんなものがあります。
でも最近はこういうのに目が行きますね(笑)


この道の駅の隣にある蕎麦屋さん「山猫」はとっても美味しいんですよ。
今回は食べませんでしたが、このお店の蕎麦もオススメです。

道の駅の次は、先日小学校で染色体験の先生をしてくださった島田さんにお会いするために吉野工芸の里によりました。
到着して島田さんを探しているとちょうど山のほうから歩いてきました。
手には紫式部を持っています。
飾るために裏の山から採ってきたのかな。
この日は島田さんの個展を開いていたのでそれも見せていただきました。
すてきな色に染められた生地がとってもきれい。
いいですね~
こんな生活もいいなあ。
吉野工芸の里はちょうど紅葉の時期でした。


もみじも綺麗だし、イチョウも真っ黄色。
このイチョウ、写真ではわかりにくいですが、すごく大きいんですよ。
右下のもみじの木がすごく小さく見えます。
人がいると大きさがわかったんですがね~


島田さんといっぱいお話をしていたらそろそろお昼という時間。
義父さんが鶴来の知り合いの豆腐屋さんで豆腐を買うというので、ついで豆腐屋さんの近くの「おはぎ屋」でうどんを食べることにしました。


先日、にしやんと待ち合わせたお店ですが、このときは飲み会の前だったのでうどんは食べなかったのでいつか食べようと思っていたんです。
うどんはコシがしっかりとした麺で僕の好みです。
味は薄味ですね~美味しい。


でも残念なことに、豆腐屋のご主人は2カ月ほど前に亡くなられていました。
みんなびっくりです。
夏にはまだ豆腐を作っていたそうですから、もっと早く来ていればと悔やまれます。
義父さんはまたあらためてお悔みに伺うと話していました。

そろそろみんな疲れてきたので両親を家まで送って帰ってきました。
帰ったらもうぐったり。すごく眠いです。
晩御飯食べたらすぐに寝てしまいました。
その日は10時間は寝ましたよ(笑)

今回は楽しい小旅行でした。
雨になるかと思ったのに天気もよかったし。
またみんなで行きたいな。

白山ろくの宿「ふらり」

2009年11月30日 19時42分47秒 | なんとなくな日々・・
週末は家族と義父、義母の7人で「ふらり」という宿に宿泊してきました。
このメンバーで宿泊旅行は久しぶりです。

「ふらり」は白山麓を調べていて偶然発見した宿です。
ご主人はブログも書かれていて、ブログを拝見したところなかなかよさそうな宿でしたので行こうと決めました。

場所は鳥越の白峰よりです。
石川県の人はわかると思いますが、かなり山の中です。
瀬名に近い場所ですが、鳥越なんだそうです。
金沢からは車で40分くらいと、意外と近い場所なのですが、別世界です(笑)
近くにスキー場があるくらいですからね。

車で向かうとどんどん田舎の雰囲気が。
途中にはこれもいい雰囲気の手取渓谷が見え隠れします。
渓谷沿いにはサイクリングロードがあり、ときどき走ることもあります。
自転車で走っても気持ちのいい道で、ロードタイプの自転車もトレーニングのために走る姿をよく見かけます。

手取渓谷の橋の近くの小さな村に「ふらり」がありました。
古民家を改装して造られた宿はとってもいい雰囲気です。


好きだなあ、こういう宿。


ヒノキのお風呂に入って、しばらくすると夕食の時間です。
夕食は囲炉裏のあるテーブルでいただきます。
岩魚の塩焼きも美味しかった~


というか、料理はみんな凝っていてすごく美味しい。
量も多くてみんな満足~


後で聞いてみたらご主人は泉が丘の「のむら」で修業していたとのこと。
金沢の人なら知っていると思いますが、美味しいと評判のお店です。
なるほど、っと納得しつつ、当然お酒も飲みます。


まずは菊姫の「菊姫 先一杯」を熱燗で。
しっかりとした菊姫らしい味です。
僕は冷が好きなので義父、義母がほとんど飲んじゃいました。
僕は持ち込んだ「宗玄 純米吟醸ひやおろし」を呑みました。


やはり宗玄は美味しい。
酒米は五百万石ですが、しつこい味はしなくてとっても呑みやすい。
山田錦ほどすっきりもしていませんが、寒い夜はこのくらいの味があるお酒のほうが美味しい。
料理もお酒に合ってます。
食べ終わってからご主人にも少し飲んでいただきました。


宗玄の次は「岩清水 純米吟醸 無ろ過」
瓶に詰めてから火入れをしています。
これは長野県のお酒ですが、宗玄よりも辛口ですっきりとした味わい。
これも美味しいです。
酒米は美山錦。
美味しいお酒と料理ですっかり満足。
ご主人とお話していたらあっという間に12時になってしまいました。
ご主人は明日も早いだろうに、すみませんでした。

長くなっちゃったので、続く。