音楽喫茶・ヤギヤ店長の日記

クラシックなどの音楽が聴ける金沢の喫茶店ヤギヤの店主が音楽、コンサートなど仕事と趣味を楽しみながら過ごす日々を綴ります。

食とアートの交流展 食談会

2009年11月25日 21時58分11秒 | お酒・料理・スイーツ
火曜日。平日でありながらまたまた出かけてしまいました。
今回は「食とアートの交流展」の食談会です。
場所は森本の京武蔵別館「祥」で約15名の参加者が講師である陶芸家 戸出克彦さんの「うつわの話」と金沢の酒販店「酒仙庵水上」の水上さんによる「自分好みのおいしいお酒の見つけ方」を聞きながら、美味しいお料理をいただきました。


うつわの話では、磁器、陶器、楽焼の造り方の違いによる熱の伝わり方の違いを話していただきました。
熱が伝わりにくい楽焼は保温効果もあるため暖かいお酒も冷めにくいとか。
なるほど~
冬は磁器のぐい呑みよりも陶器や楽焼のほうが向いているかも。
でも、器の飲み口の形によってお酒の味の感じ方が変わるというお話も。
なかなか奥が深い。
焼き物の造り方のお話よりも食事と器の相性が興味深かったです。

お酒の話では、お酒の味の傾向(分類)について説明があり、各々の味によりどのような味の料理が合うかという説明がありました。
その場でお酒と料理で相性を試してみましたが、味オンチなためあまりよくわかりませんでした(笑)
これからもいろいろ試してみようと思います。

食談会ですが、まずはゆず酒で乾杯。
このゆず酒はゆずの香りと味が自然で、とっても美味しい。
これは買う価値ありです。


次からは純米大吟醸、純米吟醸、本醸造の順番にいただきました。
最初は香り高いお酒、「和田来 純米大吟醸 亀の尾」(山形県)
このお酒は先日の持ち寄り会でKさんが持ってきてくれたお酒です。
今回飲んでもやはり美味しい。
味も強めで飲みごたえがあります。


次に「初孫 大吟醸 雄町」(山形県)
このお酒もいい香り~
味は和田来よりもすっきりしています。
たいへん飲みやすいお酒ですので、気をつけないと飲みすぎます(笑)


次は、「〆張鶴 純米吟醸 純」(新潟県)
僕の好きなお酒です。
すっきりと飲みやすいのですが、ちゃんと味がある。
冷から常温でも美味しいんですよね~
みなさんも今回の一番お気に入りのお酒のようでしたよ。


最後に「雪中梅 本醸造」(新潟県)
雪中梅はお燗でいただきました。
新潟のお酒にしては甘い感じのするお酒で、お燗にするとすごく飲みやすくなります。
個人的にはお燗ってあまり好きじゃないんですが、このお酒は別です(笑)
先日飲んだ菊姫もお燗にすると美味しいけど、こちらのほうが飲みやすいですね。
燗冷ましでもかなり美味しくいただけます。

今回はみなさん戸出先生の作品のぐい呑みでも飲みました。
すごくきれいな色で感動しました。
帰りにお土産としていただきました。
冬はこのぐい呑みでお酒を呑むと美味しくいただけそうです。


今回はこれだけのお酒を飲みました。


どれも特徴があり美味しいお酒でした。
きっと料理もよかったんでしょうね。
お酒と料理は切り離せないと思います。