「これ欲しかったんだ~」とミモロが亀岡を訪れた目的のひとつがこれ…
ケースには、たくさんのウズラの卵が入っています。でも、2750円って?実は、これは、木製のバードコール。金具の部分を回すと、野鳥のさえずりのような音が…。ミモロがこの品に出会ったのは、春に京都岡崎の「みやこめっせ」でのフェアで…。その時、買いそびれて以来、「あれ、欲しかったなぁ~」と言い続けていたのです。これを製作する工房が、亀岡の「出雲大神宮」のすぐそばにあることを知り、今回、「絶対行く!」と、神社への参拝後向かいました。
神社の北の鳥居のすぐそばに、目指す工房はありました。「ここだ~やってるかな?」
シャッターが下りていますが、中で作業する人の気配…。「あの~こんにちは~」と外から声を掛けます。ここは「松永弦楽器工房」というコントラバスやエレクトリックアップライトベースなどを作る楽器工房です。
「はい、なにか?」と作業の手を休めてくださったのは、楽器職人の松永さん。「あの~バードコール、買いに来ました」とミモロ。それを聞き、「どうぞ入ってください~」と工房の中に招いてくださいました。
ミモロが、「みやこめっせ」でお目にかかったのは、息子さんで、残念ながら、この日は、福岡のフェアに行っているそうで再会は果たせませんでした。
親子2人で工房をなさっている工房…壁には、ギターやウクレレが…
「これも作るんですか?」とミモロ。「はい、まぁ~でも、メインはコントラバスです」と。クラシックだけでなく、ジャズでも演奏されるコントラバス。でも、バイオリンなどに比べ、演奏家の数は少なく、その需要は減少。そこで、メインのお仕事以外に、その製作技術と木材の端材を活かしたバードコールを作り始めたのだそう。
「これ~ミモロが欲しかったの…」とケースに入った品々に目を輝かせます。
完成品のそばには、カットされた木材が…「これを削って形を整えるんです」と。
「え~これが丸くなるの?」と興味津々のミモロ。「では、ご覧に入れましょう…」と。作るところを見学させていたくことに…。
四角の木材を機械にセット。回転する木材をノミを当て削ります。
「あ、ドングリになって来た~」あっという間にドングリが生まれました。表面に艶を出すよう磨きます。「わ~本物のドングリみたい!」さすが楽器職人さん…その技の見事さに感激!
削ったばかりのドングリを抱えるミモロ。ここに野鳥の囀りの音が出る金属部品を設置してバードコールは完成です。「ドングリがいっぱい…」
「他にも小鳥の形などもありますよ~」とカタログを見せてくださいました。
オンラインショップでも購入できます。「どれにしますか?」と松永さん。ちょっとドングリにも心惹かれましたが、初心貫徹で、「やっぱりウズラの卵にします!」とキッパリ…。
「ひとつひとつ微妙に音の高さなどが違うんです。好きなものを選んでください」とたくさんあるウズラの卵から、ミモロは、耳を済ませ、好みの音を聞き分け、選びました。楽器職人が作るだけに音の良さは秀逸。金具の回転のスピードやリズムで、いろいろな鳥の声に似せることができるそう。
選んだウズラの卵を首に提げて嬉しそうなミモロです。「これ森の中で鳴らすんだ~小鳥さんたち寄って来るかなぁ~」と。朝のお散歩に行く「下鴨神社」の「糺の森」でもやるつもりのよう。
さて、本物そっくりなため、ミモロがこれを提げていると、「なにそれ?ウズラの卵に紐つけたの?割れない?」と尋ねる人が続出。「へへ~大丈夫だよ~これ、実はバードコールなの」と、野鳥の囀りを奏でると、みんなビックリ!「それ素敵!どこで買ったの?」と。
贈り物にもしたくなる品です。オンラインショップには、バードコールの他に、アロマボトルや名刺入れなど木製の品々も揃っています。
*詳しくは「松永弦楽器工房」のホームページを見てください。各地で開催されるクラフトフェアなどの出店予定も…
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