ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都「五山送り火」の翌朝。大文字山へと炭を拾いに登ります。すでにそこには大勢の人が…

2012-08-19 | 祭事・神事・風習

京都の五山送り火を拝んだ次の朝、ミモロは、5時半に起きて、なにやら準備を始めました。
「あのね・・・今年は、大文字の灯りを燃やした後の炭を拾いにゆくんだー」と。

この残りの炭は、厄払いにご利益があると言われ、多くの人が、次の日に大文字山に登ります。

実は、ミモロは、昨年、そのことを知り、今年は、絶対に拾いに行くと、前から楽しみにしていたのです。お友達を誘って、大文字山の登り口がある銀閣寺のそばへ。

「えーっと山登りの前に水分補給しなくちゃ!」と、まずは飲み物の自販機で、ジュースを。
なかなかしっかり準備するミモロです。

「あのね。私、昨年も山に登ったから、よく知ってるの。付いてきてね!」とお友達に。

登り口は、銀閣寺の前を左へと進むところから。
昨日の看板が、まだ残っています。
16日の送り火の日は、多くの人が護摩木を備えに訪れます。昨年、ミモロもお供えしました。
そして、14時には、山は封鎖されて、送り火を担当する人しか入れなくなります。

登り口から火を灯した火床までは、ゆっくり上って30分ほど。
「キャーここには、クマがいるんだー」
こんな町のすごそばにクマが出るなんてーちょっと信じられない気分です。

山道は、木の階段など、結構きつい坂道。でも、すでに子供やお年寄りも元気にその道を進んでいます。

「一度登ったことがある道だから、去年よりは楽…もう少しだから頑張ってー」とお友達を励ましつつも、フーフー言っているミモロです。

「あんまり急いで登ると体によくないから、ちょっと休憩しよう」とお友達に。本当は自分が休みたいミモロです。

汗を拭き拭き、水分を補給。
「しっかり水分は取らなくちゃダメだよ」といいながら、ジュースを飲ませてもらいます。


「さぁ、もう少し…ウー」目の前に現れた階段にちょっとビビるミモロです。


階段を上って、しばらくすると視界が一度に開ける場所へ。

「わーやっと着いたー」ミモロの前には、京都の町が。「わーいい気持ち!」
ちょっと遅れているお友達を振り返り「大丈夫?」と気づかいます。
「あの四角い緑の部分が京都御苑で、そのそばの緑が、下鴨神社だよー」と、ミモロは、お友達に説明を…。
「さすが京都暮らしのミモロちゃん、よく知ってるねぇ」とお友達に感心されて、鼻をピクピク。自慢するときは、いつも鼻がピクピクするミモロです。


「あのねーここが大文字の中心部分だよーさぁ、炭を拾わなくちゃ?あれ?もうなんにもないー」

炭を拾うのを楽しみにしていたミモロは、ちょっとがっかり…。すでに大きな炭は、どこにも見つかりません…。


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