ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都「下鴨神社」で、「葵祭」の神事のひとつ「御蔭祭」の一行をお見送り

2022-05-14 | 祭事・神事・風習

「もうすぐ出発…」と、ミモロが5月12日の9時に訪れた「下鴨神社」。

この日、京都三大祭のひとつ「葵祭」の神事のひとつ「御蔭祭」が行われるのです。

今年は、5月3日には「流鏑馬神事」などが行われましたが、コロナの影響で、5月15日に行われる斎王代の行列などは中止になりました。でも、古来より続く祭りの神事は、粛々と行われます。

そのひとつが、「御蔭祭」です。かつて「御生神事(みあれしんじ)」と呼ばれ、比叡山山麓の八瀬御蔭山から神霊を「下鴨神社」にお迎えする神事です。


糺の森には、神職をのせる車が待機しています。


本来なら、大勢の神職が御蔭山へとお迎えに向かいますが、コロナ禍の今年も、規模を縮小してお迎えに行くのだそう。

本殿では神事が行われ、それをミモロは、遠くから見守ります。


「なんか静かで、心落ち着くね~」と、じっと見守るミモロです。


しばらくして、神事が終わり、いよいよ出発です。
ミモロは、楼門のところに控えます。「あれ?草履が並んでる~」


本殿での神事を終えた神職のみなさんが、白砂を歩いてきます。

そして、門のところで木靴から、用意された草履に履き替えます。


「お山に登るから、歩きやすい草履にしないとね~」とミモロ。
そう、向かう御蔭山は、結構急な山道が続く場所。以前、ミモロも行列をそこで迎えたことがあります。

お山にお迎えにいく一行は、待機する車やバスに乗り込みます。 

御蔭山での神事を行うご一行。

本来は、お山のご神霊を神馬の背に乗せて、氏子町をめぐり、16時ごろに「下鴨神社」へと戻ります。
その後、ご神霊を歓迎する舞を奉納する「東あそび」が行われるのですが、今年は中止です。

神職のみなさんが、車に乗り込んだ時…「あれ?宮司さまのお姿…」


今年は、新木宮司様は、「下鴨神社」にて、御蔭山のご神霊をお迎えなさいます。


コロナの影響で、多くの参拝者と共に、過ごすことができない祭り。でも、古来から続く神事は、厳粛に行われるのです。

糺の森を進む車列…

それを、姿が見えなくなるまで、宮司様は、じっと見守っていらっしゃいました。


ミモロも傍らで、じっと車列を見送りました。

新緑が清々しい「下鴨神社」の境内。


一行が向かった八瀬へと続く高野川に出たミモロ…「あっちの方向に御蔭山があるんだよね~」と、今にも雨が降りそうで、厚い雲が比叡山の姿を隠すこの日…。「どうぞ、ご一行が雨にぬれず、無事に戻られますように~」と祈るミモロです。


コロナの影響で、斎王代の行列は中止となった「葵祭」ですが、人々の暮らしの平穏を祈願する神事は、粛々と行われているのです。

*「下鴨神社」の詳しい情報はホームページで


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