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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

第70回正倉院展。11月12日まで「奈良国立博物館」で開催。華麗な工芸品の見事さ

2018-10-30 | 博物館・美術館

秋の恒例の展覧会といえば、「奈良国立博物館」で開催される「正倉院展」。今年で70回を迎える人気の展覧会です。
 
実は、ミモロは、今回、初めて「正倉院展」を訪れたのです。「前から行ってみたかったの~やっと実現した!」とワクワクしながら奈良へと向かいました。

27日の開催に先立ちミモロの訪れた26日は、開会式などが行われました。


今年70回という節目を迎える「正倉院展」では、56件の宝物が出品され、そのうち10件は初登場の宝物です。
聖武天皇ゆかりの品々は、いずれも見事なものばかり。
螺鈿が施された八角形の箱は、唐からの将来品といわれます。また、図録の隣りのページの四角い箱は、なんと沈香木という貴重な材料を使い、周囲には、さまざまな工芸技巧が施されています。
「すごいよね~この技術・・・そして美しさ~。天平時代だよ~昔の職人さんの美意識の高さと技術ってすごすぎる~」とただただ感激するミモロです。

厄除けの糸巻きには、美しい彩色が残っています。「これに糸巻いてたんだって~唐の時代の端午の節句の習俗で、厄除けに5色の糸を腕に結んだんだって~」と図録の解説を読みながら・・・。

「その当時のものを保管しようとした光明皇后ってすごい人だよね~。そしてその宝物を今までずっと大切に守ってきた人たちもすごいね~」とミモロ。

毎回「正倉院展」の入場には、長時間待たなくてはならないほどのの人気ぶり。「その理由わかった~」とミモロ。
そう、それだけ素晴らしい宝物なのです。70回も人々を惹きつけるほどの展覧会がほかにあるでしょうか?

「また来年も並んでもみたくなっちゃった~」とすっかりミモロも正倉院の宝物に魅了されたよう。


久しぶりに訪れた奈良。ミモロは、トコトコお散歩します。
修学旅行生で賑わう興福寺。現在、天平の文化空間の再構築を目指し、整備事業が進んでいます。
 

さらに歩いて・・・「春日大社」へも参拝。
 

もちろん奈良ですから、途中、鹿との触れ合いも…「鹿さん、こんにちは~」
「餌もってなくてごめんね」
餌をくれそうにないミモロに鹿は、あまり関心を示しませんでした。

「ふ~なんか疲れちゃった~」と大きな木の中でひと休み。


「奈良って、ひとつひとつのお寺や神社が大きいから見るの大変。なんかすごく歩いた気がする…フ~。奈良に来るときは、絶対スニーカーでね」とミモロ。


「なんか奈良ってスケール大きいね~。天平時代って、いろいろな国の人が暮らしていたインターナショナルな町だったんでしょ?」ミモロの想像が膨らむ奈良なのです。

*「正倉院展」の詳しい情報は「奈良国立博物館」のホームページで

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コメント (1)
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