晴天に恵まれた10月8日。京都、東山三条通エリアでは、氏神様である「粟田神社」の「神幸祭」が行われました。
神輿が氏子町を巡行する前に、まずは、剣鉾が先だって、氏子町を清めます。
剣鉾は、「祇園祭」の山鉾のルーツともいわれ、神輿が通る前に町を清める役割があるといわれます。
京都では、神輿の前に剣鉾が巡行するのが、祭りのスタイル。近年、剣鉾の復活が京都各所の神社で盛んになり、その姿を見る機会が多くなりました。「ミモロ、剣鉾大好きなの~」と、東京の祭りでは見られない剣鉾に京都に暮らし始めたから強い関心を抱いています。
剣鉾は、数メートルの高さで、先端に金色の飾りと共に鋭い剣が、天に伸びています。その飾りの見事さも京都ならでは。そして飾りの下には、鈴(りん)があって、差し上げるたびに、神々しい音色を奏でるのです。
その音色は、差し上げる人によって異なり、差し手の技量が発揮されることに。
神輿と異なり、差し手の個人技の剣鉾ですが、各鉾は、数人が1チームになり、交代で差し上げるのを補助しながら、巡行します。
、
独特の衣装は、それぞれの剣鉾で異なります。愛やウコンで染められ、その模様もなかなか素敵。
ミモロは、その衣装に憧れて、やっと昨年から似た雰囲気のものを用意できました。「ミモロは、足形模様なの~」
1年に1度、その衣装を着て、剣鉾に着いて氏子町を歩きます。
時々、剣鉾に乗せてもらったり・・・。
ミモロならではの楽しみも…。
2階の屋根まで達する高さになる剣鉾。巡行する通りでは、電線を巧みに避けて差し上げます。
無事に差し上げると
周囲の人から拍手が起こります。
「わ~ドキドキしちゃった~」と剣鉾をじっと見守るミモロです。
すでに8年目になる京都暮らしのミモロ。毎年、「粟田神社」のお祭りでは、多くの顔見知りの方々と一緒に過ごす楽しみが…。「あ、ミモロちゃん~」と声を掛けられることもたびたび・・・。みんなの笑顔に会うのが何よりうれしいミモロです。
今年は、NHKの番組制作クルーも、剣鉾に密着取材。金曜日の情報番組でその様子が放映されるそう。
正午に神社を出発した剣鉾は、16時すぎに神社近くの神宮道で、勢ぞろいして差し上げられます。
そして神社へと戻ります。
神社の境内で、最後の差し上げを…。
恒例の全員写真。「ミモロちゃんもおいで~」といわれ、ミモロもみなさんといっしょに。さてどこにいるでしょうか?
京都各所の剣鉾奉賛会のみなさんが、いっしょに盛り上げる祭り。粟田神社の剣鉾奉賛会のみなさんは、次は、他の神社の剣鉾差し上げに参加します。祭りの期間、それぞれが助け合ってゆくのです。
1日中、わらじ履きで過ごし、足の疲れも相当なものに…。「いつも練習して鍛えてるのよね」とミモロ。そう、剣鉾が差し上げられるようになるには、修練が必須。祭りが近づくと、毎日のように夜境内で練習をなさっていました。「みんな、すごいんだよ~」とミモロ。ほんとうにお疲れさまでした。「カッコイイよね~」と憧れるミモロ。
「あ~今年の粟田神社の剣鉾、終わっちゃった~」と、ちょっと寂しいミモロでした。
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