京都は、今、紅葉と共に、芸術の秋の真っ盛り。市内のさまざまなアートギャラリーでは、展示会、展覧会が11月は目白押し。その中で、注目されたのが、現代美術アーティスト衣笠泰介さんの25メートルの手描き友禅が展示された、北野天満宮そばの「ギャラリー黎BEGIN]。ミモロも、さっそく出かけました。
2階の展示スペースに上がると、そこには天井から下がる大きな布が、ミモロを迎えます。
「うわ~すごい迫力ある~」と、作品の前に立ち尽くすミモロ。この布は、ミモロも訪れたことがある京友禅アロハで有名な「pagon]の「亀田富染工場」で製作された25メートルにもおよぶ大作。今年、4月25日に「衣笠泰介の友禅ライブペイント」が、「亀田富染工場」で行われた時のもの。白い布に、全く下書きなしで、直接、染料を猛烈なスピードで置いてゆく衣笠泰介さん。彼の頭の中に浮かぶイメージが、次々に形をなって、白い布に現れてゆきます。
この企画が実現したのは、彼の才能にほれ込んだ亀田社長によるもの。
衣笠泰介さんは、1989年生まれ。京都の三条小川通の「ギャラリー ミラクル」を拠点に活躍する若手現代美術のクリエーターです。アクリル絵具で、バッグ、Tシャツ、小物などもいろいろ製作。彼独特のカラフルでパワフルな世界が、多くの人々を魅了し、また、多くのアーティストに共感を生み、さまざまなコラボが、次々に実現している、将来有望な若手アーティストなのです。
友禅と共に展示されていたのは、デザイナー立松節子さんとのコラボ作品。
他にも、京扇子の老舗「宮脇賣扇庵」の扇子に描いた作品も。
「お草履の工房ともコラボしたり、クッションメーカーさんとのコラボもある~」
ミモロが、衣笠泰介さんを知ったのは、2年ほど前…それからの彼の飛躍的な活躍には、目を見張るものが…。
国内での展示だけでなく、ニューヨークなど海外からのオファーも多く、来年もニューヨークでの作品展が決まっているそう。
「泰介さんの作品って、見てるとハッピーな気分になるの~」とミモロ。
すでに多くのファンが…。ぜひ、注目していてください。きっと近い将来、日本を代表する現代美術アーティストになることでしょうから・・・。
さて、残念ながら、彼のこのギャラリーでの展示は、19日に終了しました。
でも、「衣笠泰介ブログ」でぜひ、今後の活動をチェックしてください。
「ところで、この展示スペースも素敵だね~」と、グルリを見回すミモロ。
ここは、お蔵を改装してできたアートスペース。
「雰囲気あっていいね~」
1階は、「CAFE新Neo」というランチも楽しめるカフェに。夜もおばんさいなどが味わえます。
「北野天満宮にお詣りした時、お茶やランチを頂くのにいいね~」とミモロ。
展示スペースも、カフェも、「project 空 Zero」という「京都の伝統」と「生きるかたち」としての「アート」を複合的に発信するところが主体になっています。
「京都って、雰囲気のある素敵なギャラリーが多いよね~。それにクリエーターもたくさんいるし…まさに芸術の町…」とミモロ。伝統芸術だけでなく、斬新なアート作品も多く生み出されるのが、京都の芸術に関する懐の深さ。
おそらく他の町より、京都に住む人たちは、多くの芸術品に、暮らしの中で、触れる機会が多いのだと思います。
「そうだよね~だって、ちょっとお散歩すると、すぐに国宝や重要文化財が見られるんだもの…」とミモロ。
ミモロの家の周囲も美術館やギャラリーが多く、今、紅葉と共に、芸術の香りが、いっそう…。
「やっぱ秋は、芸術だよね~いろいろな作品に触れると、感性が豊かになる気がする…」と、鼻を膨らませながら、したり顔でいうと、、突然、グーっとお腹が…。
やはりミモロにとっては、食欲の秋は、無視できないようです。
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ブログを見たら、金魚をクリックしてね~ミモロ」より