ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

アール・ヌーボーのガラスと日本美術工芸の専門店。清水坂の「山清堂」

2014-11-28 | アート

京都を訪れる観光客の25%が、やってくるといわれる京都ナンバーワンの観光スポット、清水寺周辺。
「行楽シーズンは、ものすごい人で、車も大渋滞するんだよね~」とミモロ。そこでいつも歩いてゆく場所です。


ミモロが訪れたときは、紅葉シーズ前で、雨降りの日。なので、あまり多くの観光客はいませんでした。

清水道の市営駐車場のそばにある落ち着いた1軒のおうち。
 
そこが、ミモロが今回、訪れた「山清堂」というアール・ヌーボのガラスと日本美術工芸の品々を扱うお店です。

「清水寺の周辺って、修学旅行生などのお土産物屋さんが多いけど、ここは違うの…。すごく上質な品がそろってるんだよ~」と、以前も遊びに来たことがあるミモロです。
「金魚いるかな?」 お店の入り口に置かれた水盤を覗きます。

「こんにちは~」と声をかけながらお店の中へ。
「きれいなガラス…」 
飾られているガラス工芸品をうっとりとした目つきで眺めます。

ちょっと手が出ないような美術品ばかりかと思うと、実は、そうでもありません。ここのお店のオリジナルの品々は、無理をしなくても手が届きそうなもの。

落ち着いた雰囲気のサロンのような店内。「きれいが好き」という店主が、お店をはじめて、すでに30年。知る人ぞ、知る素敵な品々が揃う店なのです。

「これ、洒落てる…」 能面をモチーフにした指輪。陶器製で、着物に似合いそう。

お茶席にもってゆく銀製の楊枝。名前も彫ってくれます。

銀のスプーンや真田紐をつかった髪留めや、ヘアバンドなどもあります。
  
「色がすごく素敵…」ミモロには、ちょっと大きすぎますが、大人が使いたいヘアアクセサリーです。
 「ストラップもある~」

ここに並ぶのは、ご主人が選び抜いた、職人の技が光る品々ばかり。贈り物にする人も多いそう。
でも、やはり自分のために欲しくなります。

美しい銀細工の品々…「こういう上質のものを、身の回りに置くと、心が豊かになって、美しくなるんだって…」とミモロ。
 
確かに、こういう品々を持つ人って、素敵…「憧れちゃう…」とミモロがいうのも頷けます。

「これ、なあに?」
それは、五色の紐を結んだおめでたい鈴の置物。お正月に飾りたい品です。「いい音色がする…」振ってみたミモロの耳に、軽やかな鈴の音が響きます。

清水エリアといえば、陶器が有名。ここには、現代作家の器をはじめ、骨董品も…いずれも洗練された品。
 
「素敵な器を使うと、日常が豊かに感じになるよね~」
 
「もったいなくて使えない…。でも素敵だねぇ~」と、ミモロは、もちろん見るだけ…。

「ここには、西洋、そして日本の美しいものがいっぱい…アートを感じる…やっぱり芸術の秋だよね」
  

最近は、外国の方も多く訪れるそう。京都のお店の方々は、一生懸命、英語で対応しています。
「英語って、ますます必要になるね~」とミモロ。

紅葉めぐりに、立ち寄りたい、静かなひとときが過ごせるお店です。

*「山清堂」京都市東山区清水2-207 075-525-1470 10:00~17:00 木曜休み 臨時のお休みも 







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コメント (2)
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