ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「京都競馬場」見学ミニツアーで、ミモロ、初めての競馬に挑戦。

2014-11-24 | 体験

住民がガイドする京都のミニツアーを主催する「まいまい京都」。いつもガイドブック頼りの旅では、体験できないツアーやイベントが人気です。ミモロが今回参加したのは、「競馬ライターといく、初めての京都競馬場」という半日のツアーです。ガイドは、競馬ライターの立山輝さん。競馬場の施設や、競馬そのもののシステム、そして馬券(勝ち馬投票券)の購入方法、さらに勝ち馬を当てるポイントなどを教えてもらいました。


競馬場の施設見学の後、いよいよミモロたちは、馬券を購入する準備を…。
「えーっと、どの馬にしようかな・・・?」と真剣にその日のレースの情報が乗った冊子を見つめます。
「ミモロちゃん、どれにするの?」と参加した方。「う~まったくわかんない…」と馬の名前を読むだけで四苦八苦しています。
「まずは、馬を見てみよう…」と出走する馬がお披露目されるパドックへ。
  
ミモロが、体験しようとしているのは、その日の4レースめ。サラブレッド系の2歳のレースです。「あ、この騎手の名前聞いたことがある…」と、ミモロは、17頭の出走馬のリストの騎手に、『ルメール』と「武幸四郎」という名を見つけました。
「あ、その10番の馬がルメールさんが乗るのだね~」
「黒くてかっこいいし、名前も『クロイツェル』ってなんか強そう…」という理由だけで…。「それから、あ、馬もなかなかいい馬体してる~名前もわかりやすい『ドラゴッマジック』だって…」ということで、7番と10番の馬を選びました。

「はい、これが馬券を買うためのマークカードです。該当するところにマークしてくだい…」と立山さん。
今や、馬券はマークシートの時代。「え~どこにマークしたらいいの?」とミモロはよくわかりません。
馬券の買い方は、なかなか複雑。単勝、複勝、馬連、馬単、ワイド…と、馬の着順の当て方、配当の利率などに種類があって、初めてのミモロたちには、よくわかりません。「では、一番シンプルな、一等の馬を当てる『単勝』と3着までに入る馬を選ぶ『複勝』でやりましょう」と立山さん。「細かいね~ブツブツ」とミモロは、言いながら、マークカードを記入します。

記入し終えたら、それをもって自動販売機のところへ。
お金をはじめに入れて、記入したカードを挿入します。「お金入れないと、動かないんだこの機械…」。また記入漏れなどがあると、すぐに横の窓が開いて、係の人が、アドバイスしてくれるので安心。「なんだ人がいるんじゃない…」とミモロ。

ミモロは、7番と10番の馬券を単勝・複勝で買いました。
「キャー当たるといいなぁ~。やっぱ馬券買うと、レースを見る目が真剣になるって燃えるね~!」と、初めての競馬にドキドキワクワク。

いよいよ出走する馬が、パドックを出て、コースに移動する時間。ミモロも駆け足で、コースわきに向かいます。

「いよいよだね~」と。出走する馬たちが、スタート場所に集合しています。
ゲートにも無事に納まり、いよいよスタート。「キャー始まった…」馬券を買ったミモロは真剣…。
あっという間にミモロの前を過ぎて、時計回りに芝のターフコース2000メートルを疾走します。
「今どこ?」
馬たちは、向こう正面を走っているよう。あまりに遠くてよく見えません。しばらくすると、カーブをまわって、ミモロたちのいる正面に戻ってきました。「ここからが直線コースの勝負だよねー。ミモロの馬はどこ?」と、どうも見失っているよう…。
 
「わー速い…」あっという間に、ミモロの前を通り過ぎました。「かっこいいね~」と感激しているミモロ。レースの勝敗を忘れ、馬の姿に見とれています。

「どうでしたか?」と立山さんに言われ、「え~と」と結果を知らせるマルチビジョンに目をやると…。
 
「あ・・・!7番の馬が1番だって…キャーすごい!」なんと、ミモロが買った7番の「ドラゴンマジック」がハナ差で勝利。
「すごいミモロちゃん、勝ったんだ!」とみんなに言われて、うれしそう。
参加者で当てたもう一人の方と喜びの記念撮影…

はっきり言って、ビギナーズラック!どうして7番選んだの?「あのね~なんとなく…」そう、ネコの勘のみ。さすが福招きネコのミモロです。

さっそく配当金の払い戻しに…。これも高額以外、自動支払機で…。
当選した馬券を機械に入れます。

すると画面に払い戻し金額が…単勝・複勝の両方で…「わー7倍になった!」と大喜び。
画面を見ると710円の文字。ミモロは、100円掛けていたのでした。「もっと掛けとけばよかったなぁ~」とちょっと悔みます。でも、ミモロにとっては、金額より、当たったことがうれしくて…。
最後に払い戻しのボタンを押して、ジャラジャラと出たコインを受け取ります。

「あー面白かった…でも、もういいの~」と、レースの参加はこれで終わりに…。

「見るより、乗るのがやっぱりいいや…」と。以前、御殿場で富士の裾野を馬で駆けた爽快感の方が、ミモロ好みのよう。

競馬ライターの立山さんは、「勝つコツがあるんですよ」と、なんでも馬の名前の末尾の文字に法則性があって、勝つ馬がわかるのだとか…。「あの~馬を見なくていいんですか?」とミモロ。「はい、馬は全然見なくてもいいんです」ときっぱり。「そうなんだ~」と、なんかよくわからないという顔をしているミモロです。

最後に「これ今日の記念にプレゼント…」と、23日の「マイルチャンピオンシップ」の11レースの立山さんが予想した馬券をプレゼントしてくれました。「まぁ1番みんながわかりやすい馬券で…」と「トーセンラー」という武豊騎手の馬です。

「ありがとうございます。明日テレビで見ます」とミモロ。

実は、この「マイルチャンピオンシップ」のメイン11レースに出走する17頭のうち、なんと6頭が、あの名馬「ディープインパクト」の子供です。「わー兄弟ばっかりなんだ~」と驚くミモロ。いま、競馬会は、ディープインパクト産駒が大活躍。
ミモロとしては、「ディープインパクトを父に、ウオッカを母にもつ馬が見てみたい…」ところ。「すごい馬になるかも…でも、偉大な両親すぎて、プレッシャー感じちゃうかな~」とも。牡の血統の馬は増えますが、雌は、1頭ずつしか産めないから、その血統馬の数は限られます。でもそんなドリームホースみたい~と思ってしまいます。


さて、競馬を体験した後は、競馬場のイベント広場で開催していた「ラーメンダービー」へみんなで…。
 
そこでラーメンのランチを…「800円だって…。払い戻し金より高い…」と、ミモロ。食べ終わると「今日は、ありがとうございました…」と挨拶して、みんなと別れたミモロです。

「やっぱり競馬より、乗馬がミモロやりたい…馬に乗りたいなぁ~」と。


馬に乗って、走ると、「これぞ人馬一体とは…」と思います。あの感覚が忘れられないミモロです。今度、また乗馬しましょう。
「うん…きっとだよ~」とミモロと約束。

京都競馬場には、乗馬体験もできるそう。「でも引き馬でしょ?」と。そう、ミモロは、馬で走りたいのでした。東京にいたときは、御殿場の乗馬クラブによく行ったもの…。乗馬をすると、体にパワーが入る感覚があります。

「でも、競馬は競馬でいい体験だった…」とミモロ。秋晴れの京都の楽しい体験になりました。


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コメント
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