ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都紅葉情報。ミモロが回る紅葉の名所。「金戒光明寺」と「真如堂」紅葉はボチボチ

2014-11-01 | 自然

京都の岡崎エリアに住むミモロ。「そろそろ紅葉の様子、見に行こう…」と、自転車で、ご近所の視察に出かけました。
まず、向かったのは、浄土宗の大本山「金戒光明寺」。
 
ここは、前にも詳しくお話したことがあるお寺。松平容保が、京都守護職になったとき拠点となったお寺です。「そう、ここに容保さんがいらしたんだ~」と、NHK大河ドラマの「八重の桜」の綾野剛さんが演じた容保が、ミモロの脳裏に浮かびます。
ここは、京都の町を一望できる山にあり、まるで、お城のよう…。大坂城まで見渡せたといわれます。
また、新撰組発祥の地ともいわれる場所で、徳川方の本拠地と言えるところです。

広々した境内…「ここの紅葉もなかなかいいよね~」とミモロ。山に聳える三重塔の周囲にも、すでに色づいた木々が…
 

「う~まだ、木の上の方だけ紅葉してる…」
 

いまは、桜の紅葉が美しい時期…。「わー真っ赤…」


「金戒光明寺」から、グルリと回って、天台宗の「真正極楽寺」、通称「真如堂」へ向かいます。徒歩なら、「金戒光明寺」から、三重塔付近を通り、会津藩墓所を過ぎて、「真如堂」に行くのが近道。でも、今日は、自転車なので、階段が登れず、迂回します。
「やっと着いた…」と門前でジュースを飲んでひと休み。

ミモロは、乗ってるだけなのに…。

さて、「真如堂」は、このあたりの紅葉の名所。
 
ミモロも毎年、紅葉を見に来る場所のひとつです。

「う~ここもまだだね~でも、これはこれでキレイ…」ちらほら色づいている木々。
 
紅葉は、桜と違い、徐々に変化するのを見る楽しさも…。日追うごとに深まる秋の景色は、桜の時期より長く、暮れゆく年、そして過ぎゆく日々を感じさせます。

紅葉の盛り時は、真っ赤に色づく楓。まだ塔のそばの楓も、もうひとつ…。


「ここは、かなり後かもね~」とミモロが見上げるのは、境内につづくなだらかな階段。
   
盛りの時は、ここが真っ赤に染まり、それは見事…。

ミモロが、「真如堂」が好きなのは、朝早くから境内に入れ、しかも、無料で紅葉が満喫できるから…。
「早朝の光で見るのも、すごく素敵なの…」とミモロ。紅葉の名所の多くが、お庭に入るのに、拝観料が必要なのに、ここは、境内の楓が、自由に見られるのです。「だから、訪れたら、志のお賽銭を忘れずにね…」と。本堂と庭園の拝観には、拝観料が必要です。
「今度、お庭も見ようね…」とミモロ。そうだ、いつも朝来るので、まだ拝観時間になっていなくて、見たことがなかったんだった…。この日も夕方だったので、すでに拝観時間を過ぎていました。残念…。

今年の京都の紅葉は、長く見られるとの予想…。
でも、紅葉時期が長い年は、あんまり鮮やかでないことが多いよう…。つまり、1度にパッとという感じではなく、紅葉した木もあれば、まだの木もありと…。

京都の市内は、11月下旬ごろが見ごろといわれます。

「見ごろじゃなくても、キレイだよ~」とミモロ。そう、いつでも京都は、それなりに趣が…。

「紅葉も当たり前に見える…」と、さすが京都暮らし4年目のミモロ。感激というより、ごく自然な景色に見えるようになりました。「京都の人って、こういう美しい景色を、ごく日常的に見てきたんだよね…」と、京都暮らしの素晴らしさは、美しい景色、そして本物の美術、工芸などを、ごく身近に見られること…。

「今年も、素敵な紅葉が見られて、しあわせだね~」と、つくづく思うミモロでした。





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コメント (2)
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