12月26日、昨年に続き、今年もミモロは、地元の方々に混じり、石山寺のお餅つきに参加することに。

石山寺は、天平19年(747)に聖武天皇の勅願により、良弁僧正を開基として作られたと伝えられる歴史あるお寺。御本尊は、如意輪観音で、33年ごとか、天皇即位の時にのみ、開帳される秘仏です。京都、清水寺、奈良の長谷寺と並ぶ、観音霊場のひとつで、奈良時代、平安時代から、多くの人々の信仰を集め、現在も西国三十三所第十三番札所として、参拝する人が絶えることはありません。
また、紫式部が源氏物語の執筆を始めたお寺としても有名。
さて、このお寺の敷地内には、本堂だけでなく、さまざまな場所に仏様をお祀りしていて、そこにお供えするお餅をつくのが、この日です。お供えなどに使われるもち米は、

2回目のお餅つき参加となるミモロ。今年もハリキッテやってきました。
「今年も、よろしくお願いします」と、まずは、石山寺の座主さんの鷲尾遍隆さんにご挨拶。

「よくいらっしゃいました。お手伝いよろしくお願いしますね」と言われ、「はーい、2回目ですから…」と、いっそう張り切るミモロです。
今年は、作ってもらったマイ臼と杵を持参しての参加です。

「さぁ、がんばってお手伝いしなきゃ!」

大きな石臼のそばで、ミモロもお餅つき…。


小さすぎて、効率が悪いので、やはり大きな臼の方をお手伝いすることに。

手際よく、次々に撞かれる餅。とてもミモロが入る間はありません。そこで・・・・

結局、そばで見守ることに。

「ハイ、ミモロちゃん、お疲れ様ー」

みんなに見送られ、ミモロの餅つきは、終了。「仏様にお供えするお餅、ミモロも撞きたかったなぁー」

今度は、ハチマキを三角巾に変えて、エプロン姿で、お餅を丸める作業へ。
「これは、去年やったから、自信ある…」と。

地元の女性たちの輪に入れてもらいます。
つき終ったお餅が、運ばれると、急いで丸める作業を。

「去年は、丸めるのを覚えたから、今年は、お餅をちぎるのをやってみる?」と、大きな餅を、必要な数にちぎる作業に挑戦です。

「ここを抑えて、分けるのよ」「うーなかなか力がいるー」。でも、なんとか上手にできたよう…。
すっかりお餅丸め作業に馴染んだミモロ。
「次のお餅くださーい」と、張り切ります。

今年もたくさんのお供えが出来上がりました。


「これ、御本尊様にお供えするんだー。ミモロもお手伝いできて、嬉しい…」
さて、昼を過ぎた頃、すべての餅つきは終了。
いよいよミモロが楽しみにするお茶の時間がやってきました。

一緒に作業したみなさんと頂く、つきたてのお餅。アンコ、きな粉、そしてからみ餅も。

「今年は、よく頑張りましたねー」とみなさんに言われ、ちょっと嬉しそう。
帰り際、もう一度、できたお餅を眺め、お正月を楽しみにするミモロです。

「御本尊様にお詣りしなくちゃ…」。そういうと本堂のある山に向かって歩きだしました。

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