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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」などを務めたライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。

経営者の哲学が学べる「稲盛ライブラリー」。じっくり訪れたい場所

2020-03-13 | 博物館・美術館

経営の神様と言われる「京セラ」創業者、稲盛和夫氏のすべてがわかる「稲盛ライブラリー」を訪れているミモロ。

さらに3階、稲盛和夫氏の思想を、人生哲学、経営哲学を通し、紹介するフロアへ進みました。
 

「やっぱり、これだよね!」とミモロの心に響いたのは、「考えよ」という言葉でした。


そして、誰もの心に響くだろう経営理念が、こちら…

「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類・社会の進歩発展に貢献すること」
「さすがだね~」と、人は宝という経営者としての稲盛氏の思いが伝わる言葉です。

色紙にサインを求められるよく書く言葉は、「愛と誠と調和」など。

ミモロにもわかる言葉です。

創業当時に使っていた鞄は、モノを大切にする稲盛氏の姿勢を表す品のひとつ。


2階に進むと、創業した「京セラ」を世界的なファインセラミックスメーカーに育てた技術の変遷や歴史、さらに経営者として辣腕を発揮したKDDIの成長や日本航空の再建への取り組みが解説されています。

そこに展示されていたのは、IBM向けIC基板や京セラ製のパソコンなど、技術の歩みにミモロも興味津々です。
 
「いろんな技術があるんだね~」と、「京セラ」という会社の幅広さを改めて知ったミモロです。


「技術者でありながら、すごい経営者というところが、すごいよね~」とさらに感激。
 

実は、あまりに熱心に展示を見学していたミモロを見つけた「稲盛ライブラリー」渉外課の篠さんが、3階くらいから、ずっと案内してくださいました。

「ミモロちゃん、よくわかりましたか?そうだ、時間があれば、もっとよくわかるビデオがありますから、それ見ませんか?」と。
「は、はい・・・じゃ、お願いします」とミモロはプレゼンテーションルームへ。そこの最前列の席に座って、18分間の映像を視聴することに。

稲盛氏の今日までの歩みを示すビデオです。
「どうでしたか?」と篠さん。「はい、ビデオの最初の言葉が印象的でした」と、感激したのか、まだボーっとしているミモロです。

その言葉とは、「自分の心の呼ばないものは、何ひとつ寄って来ない!」というもの。
「その通りですね~それが何かを成し遂げる基本ですね」と篠さん。

最後に、稲盛和夫氏が語ったこの言葉も…みなさんに贈ります。

『どんな境遇にあろうとも、愚痴や不平不満を漏らさず、常に生きていること、いや、生かされていることに感謝する。そのようにして幸せを感じる心を養うことによって、人生を豊かで潤いある素晴らしいものに変えていくことができるのです』

「なんかいろいろ学んだ気がする~今度、またゆっくり来たいです」とミモロ。

経営者なら、一度は、訪れてみては・・・経営に関する、いろいろな知恵やヒントを教わることができるライブラリーです。


*「稲盛ライブラリー」京都市伏見区竹田鳥羽殿町9 075-604-6141 開館時間:10時から17時 土・日・祝日休館 入館無料
*3月19日までコロナウィルスの影響で、臨時休館中です。再開に関しては、ホームページでご確認ください。

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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ベアリングナノサイエンス (CCSCモデルファン)
2025-09-05 23:37:19
最近はChatGPT(LLM)や生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術とは違った日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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