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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」などを務めたライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。

江戸時代から続く金物の老舗「京都 河長」。上質の和小物がつくる趣ある世界

2012-12-01 | 老舗

京都には、ほかの地域にはないお店がいろいろあります。特定の分野の品々を扱う専門店が、多数あります。そのひとつが、金物を扱う「京都 河長」です。松原通沿いのショールームに、ミモロはお邪魔することに。階段をあがって2階に上がると、そこには、商品が並ぶ空間が広がっていました。

「こんばんはーあのーミモロでーす」と中に声を。「あ、ミモロちゃんいらっしゃい」と迎えてくださったのは、12代目の河内屋長兵衛さんこと、ここの専務の吉田高朗さん。なんと12代目というのは、この店がいかに歴史あるかを物語るもの。


この「京都 河長」は、宝暦元年(1751)創業で、明治初期にかけて、荒物や鉄物を扱っていたそう。それからは、和家具や建築にかかわる金具を総合的に商っています。

「金物って、どんなものがあるのかな?」ミモロは、お店の中を歩き回ります。
「キャーかわいい形のものが並んでるー。これなんだろ?」それは、襖の取っ手部分。
千鳥や三日月、葉っぱなど、それを使う人の好みが表現された意匠です。

ほかには、引き戸に使う鍵。真鍮や銅、鉄など異なる素材で作られた機能美が漂う鍵です。

「蝶番もいろんな素材のものがあるんだー」使う場所や建材により、ふさわしいものが選べるようになっています。

和ダンスの取っ手にも、いろんな種類があります。
「取っ手ひとつで、タンスの表情はがかりと変わるんですよ」

ひとつひとつ丁寧に職人さんが作った品々です。日本の建築や家具には、欠かせない金具。小さな部分にまで、こだわる日本の美意識の高さを感じさせます。

そして、この伝統の技術を使い、新たなブランドが登場。それがGOKOHという現代のモダンなインテリアを意識した品です。例えば、コンセントカバー。
「あれ?これは、もしかしてトイレットペーパーホルダー?」


「ねぇ、これはなあに?」
「あ、それはね、壁や柱に取り付けるフックですよ」「そう、こうやって鍵なんか下げるのね」
シンプルなデザインは、洋室にもピッタリ。

新築やリホームするとき、建材に使う小さな金具は、あまり気にしないで選んでしまいがち。でも、そういう部分にこだわると、きっと全体の雰囲気がグーッと上質な感じになるはず。

昔は、こういう金具は、すべてオーダーで作られたそう。でも、現在、使いやすい既成のものも、多数扱っています。家に必要な金具なら、なんでもそろっているという感じ。
「以前は、うちのようなお店も多数あったんですよー」と吉田さん。

「ここにくれば、お気に入りの品や、探している品がきっと見つかるねー」と、ミモロ。
廊下には、金具を収めた箱が壁一面に積まれていました。

ここでは、職人さんに依頼して、オーダーでも和金具を作ってもらえます。詳しくは、ホームページをご覧ください。

「ミモロちゃん、お腹すかない?うちの奥さんの実家のお好み焼き屋さんご招待するよー」「えーホント!いくいく…実は、すごーくお腹すいてたのー」ということで、二人は、先斗町のお好み焼きの「こたに」へ。ここは、先斗町にある昔からのお店。常連客の多さも目立ちます。

「この店のこんちゃくとすじ肉の入ったお好み焼きおいしんだよー」と、吉田さんが注文。おかみさんが手際よく焼いてくれました。「うーデカイー美味しそうーもう食べてもいい?」「ちょっと待ってねーはい、どうぞ・・・」と、のりや鰹節をたっぷりかけて出来上がり。

こんにゃくがお好み焼きにこんなにピッタリ合うとは知りませんでした。
なかなか美味しいお好み焼きでした。
「こんにゃくは、ノーカロリーだから、たくさん食べても太らないねー」そういいながら、パクパク。カロリーが低くても、たくさん食べたら太るのよーミモロ。

いろいろな素敵な品を拝見し、おまけに、美味しいお好み焼きをいただき、充実した夜を過ごしたミモロでした。

*「GOKOH」の詳しい情報はホームページで。
*「先斗町 こたに」は、京都市中京区紙屋町364 075-223-2667 17:00~23:00 木曜休み


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