蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

がまん自慢

2016-02-25 | ブログ

昨日、非公開にしたブログ記事、大正解だった。
といっても、非公開にしようが公開しようが結果は同じなのだが。
なにが大正解だったかというと、自分自身に向き合い、自問自答した結果、
対象に対してアクションを起こさず、それをじっと自分の中で抱え、爆発せずに持ちこたえたところ、
事態が想像していなかった意外な方向に、とても好転したのだ。

窓がしなるほどの激しい雨風に、部屋で縮こまって、マイナスの気持ちを抑え、歯を食いしばって耐え、
嵐のあと、そっと窓からのぞいたところに、真っ青な晴れ間が見えたかの如く。
その部屋の中での心象をブログ記事に綴り、こころを落ち着かせていた。
目をぎゅっとつぶって拳を握り締め、数を数えて、ハードな時間が過ぎ去るの我慢して待っていた。
(歯医者さんとか、胃カメラの前、こんなかんじです、わたし)

こころを落ち着かせていると、だんだん、次のものが見えてくる。
暗闇で目が慣れてくるように。
方向性が確認され、今は、我慢の時、待ちの時、と認識でき、バタバタせず、じっとする。
自分の目的は何なのか、現状はどうなっているのか、そのためにどうすればいいのか。
一時の感情で動いては、自分の目的が達成される邪魔になる。

自己否定と感じていたが、あれは自己否定なのではなく、自分を目的のために、一時、押し殺していたのだった。
精神的にパワフルで、考えがないと、感情に流されやすい。
「ひとつの作戦、試みは、成功した」と実感した。

なにごとも、持ちこたえることのできる体力、余裕が必要である。
それって、忍耐力と持続力、あきらめないこころ、なのかなあと。
かんたんにいうと、信念。自分のスタンス。
こういうふうにして、成功例や失敗例を積み重ね、
人の芯は、かたちとして肉付けされて形成されていくのだと感じた。

なので、折込広告チラシの裏でもなんでもいいから、自分の思い、考えを書いて、整理してみる。
ぎゅっと深く考えてみる。
書きなぐったチラシは、ゴミ箱に捨てるのもよし、古紙再生、紙ゴミの日に出すのもよし。
ブログでもよし。
公開してもよし、しなくてもよし。

 

快晴の朝、昨夜の嵐を顧みて、感想を綴ってみた。(チラシ広告の裏にではなく)

【蛇足】
嵐の中での航海の後、後悔しなかったことを、公開してみた。

 

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