蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

脂と、ヤニと。

2010-09-02 | 人々の風景
働く女性。
仕事が終わり、同僚と居酒屋へ。
男性2人、女性1人、中年、営業職の3人連れ。

お酒をがぶがぶ、煙草をスパスパ。
本日の仕事の話に熱が入る。
社長に談判するとか、なんとか、小さな会社の営業さんのようだ。
仕事のネタを酒のアテにしているだけかも知れないが。

男性と肩を並べて、なんの引けも取らない感じでの仕事ぶり、アフター6ぶり。
これぞ、平等の働き方のようなのだが。

男性と同じように肩を並べて働くというのは、大いに結構。評価もする。
これは、男女雇用平等の考えからしても、なんの問題もない。

煙草のヤニ、吸い殻の山、グデグデお酒、大声、脂とホコリとテカり、・・・
そんな中に、女性社員が同僚として抵抗なくすんなり入って、
煙草をぱかぱか吸い、煙もうもうの中、お酒をがぶがぶ飲み、風景と一体化している。

これは、当たり前の、歓迎すべき姿なのか?
私はなんだか、違う、って、思ってしまう。
おっさん化したオバサンが増えただけだ。
私は、古い感覚の女性なのだろう。
単に、コテコテ厚化粧&ヘビー・スモーカーの中高年女性が好きではないだけか?

この居酒屋には、他にも、いつも苦虫を噛み潰したような、鬱陶しい表情をした、
ひと目、見ただけで、見る側の心が暗くなりそうな、働く中高年女性、御一人さま常連さんがいる。
彼女は、心身の調子が良くないのに、事情で働かざるを得ないのか?


そうするより術がない人に、「なげかわしい」と、自分の理想や好みを押し付けるほど
高飛車で失礼なことはないと、私は思っている。
状況も背景も違う人に、自分の価値観を押し付けるのは、けしからん。
オマエは、何サマだ!!と、なる。


スマートな仕事なんて、ありえない、と、ある日、私は悟った。
トレンディ・ドラマのようなカッコイイ姿で、涼しく仕事をスイスイこなしている人を見たことがない。
(エリート軍団の中に行けば、そうでもないようだが、悲しいかな、私には縁がない)
見てくれなどに構えるほど、余裕はない。みっともなくてもいい。
仕事はあがいて、もがいて、ものにするもの。

しかし、私は、あの、ホコリとアブラの中で一体化する女性は、
同じように見てくれを気にしないといっても、私の考えとはまた違う。


仕事の仲間とは、仕事が終わったらサヨナラして、汗とテカリとは分離、分煙、
女性同士の友人と気分転換するとか、ひとり、リラックスできる空間に体を移すとか、
もうちょっとキレイに過ごせないものか?
その余裕もなければ、まっすぐ自宅に帰ってシャワーを浴び、
音楽でもかけて、ばたんキューと、のびのびタイムを過ごすとか。
(帰ったら面倒見るべき家族がワンサカいて、そんな余裕のある住環境ではない、
と言われたら、返す言葉もないが・・・)


ちなみに・・・
オッサン化するおばさんには、絶対になりたくない、キライと考えている私なのに
オバサン化するおっさん、オッサン化するオネエサンを見ても、
さほど、嫌悪感を感じないのは何故なんだろう???
(多分、まだその先に、救いがあると希望を捨てていないからだろう)

厚化粧、べたべた、オッサンと同席して煙草ぷかぷか、営業おばさん、
どうしても、好きになれない。
キモチ悪い、きたない。

そんなことを考えている私は、一生、男女、同じ席には着けないだろうと思う。


私も別の方向から見れば、鼻持ちならない、キモチ悪い人種だろうとは思うけれど。
本当の意味で汗を書いたことがない人は、なまじっか、何も言わないほうがいいに違いない。


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