蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

裸に近いのに、なぜわかる?

2011-01-23 | 健康

最近のわたしの記事は、やたら長い。
長すぎる。
長々、思いの丈を書いてはき出せば、いいってもんじゃない。
自分さえよければ、いい、って、それは、よくない。

反省しました。
(わたしの反省は、すぐ、忘れるのが、反省すべき点ですが)


わたしが通っている会員制スポーツ倶楽部で、顔見知りがだんだん増えてきた。
あいさつをする人が、1人、2人、3人・・・
じつは、わたしは通い出して、もう5年以上も経つ。

いくら週1、木曜日だけといっても
それで、やっとこさ、5年の年月をかけて、顔見知りと、ごあいさつ。
(しかも、ごくわずかな人数)
これって、遅くない?
わたしのハンドル・ネームは、「スロー」
ぴったりの名前だと、自分ながら悦に入ってます。

初対面でも、もう前々から知っていた人みたい・・・なんてことはなく、
いたって、人見知り。
人との距離のバリアが厚い。

その倶楽部のプールでは、
年上のお姉さま方に、あれこれご親切な指導を受け
(世間では、「教え魔」とも呼ばれているそうですが)、
泳げなかったクロールも、自己流ではあるけれど、なんとか泳げるようになった。

最初は20メートル泳ぐ度に、ふーふーいって、休憩していた。
クロールは、20メートルが、ものすごく長く遠くに感じられ、心臓もばくばく、息も荒く、
泳ぐスピードはとても遅いのに、ばたばた
なんで、こんなに身体に必要以上に負荷がかかっているのか、さっぱりわからなかったが、
なにしろ、憂鬱なぐらい、しんどかった。
全速力で、300メートル走を走った後ぐらいの、ぜーぜーはーはー肩で息する呼吸の荒さ。

そのときよりは、いまは、マシにはなっている。
なにかの番組で、吉永小百合が水泳を続けていると紹介されていたが、
いつもわたしのアタマには、ど厚かましくも、
(わたしとは似ても似つかない)、あの美しき吉永小百合を描きながら、泳いでいる。

努力しないとね。
続けないとね。

そのプールでは、「木曜日の人」と、わたしを呼ぶ女性がいる。
わたしの顔を見ると、木曜日だということに、あらためて気づくそうだ。

おしゃべりな明るい70歳前後の女性で、
その人が登場すると、賑やかに誰かれなく、べらべらしゃべる。
気さくな、かんじのいい人なのだが、あまりしゃべりたくないときは、
わたしは努めて、せっせせっせと、泳ぐので、はやくノルマを達成する。

その人に、一昨々日、
「あなた、○○町○○丁に住んでおられるの?
ご主人は、○○されているんですって?
ここによく来る、おしゃべりな人、いるでしょ。そのYさんに聞きましたわ。
同じご町内にお住みのようですね」

「あなた、ご主人がおられるのね。
てっきり、独身貴族で優雅にお勤めされているのかと思ってました。
結婚されてるようには、見えないって、Yさんに言ったら、
『お子さんも、おられますよ』って、仰ってました。
そんなふうに見えないから、意外でしたわ」

そう言われた。

プールは、ノーメークに、スイミング・キャップだから、
服装やヘアスタイルによって左右されるイメージは、まったくナシ。
身なり、服装、装飾品など、本人を表す、付加価値みたいなものは、まるでなく、裸に近い。
それだけに、どこの誰でも関係ないから、気楽だと思っていた。

わたしの個人情報をぺらぺらしゃべる、同じ町内のYさんに言いたい。
あまり、ひとさまにプライベート情報を公開しないでくださいね。

第一、Kさんならいるけれど、Yさんという名前の人は、いない。
あのプールの女性が、名前を覚え間違えたのか?
犯人は誰?
ま、どっちでも、いいけれど。

悪意のない、たわいないお話。
何人かに言われたが、年上の方々から見ると、どうも、わたしは、独身に見えるようだ。
おそらく、変人で浮世離れしていて、カスミを食べて生きているからだろう。
家庭生活力が、みなぎり溢れ出ていないからだろう。

ああ、またか。。。
若いころなら嬉しかったかも知れないが、この年になると、ちょっと、ショック。

裸に近い格好でも、「地に足が着いてない」、って、なんで、わかるんだろう?
それのほうが、不思議だ。

 

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ちなみに、トップ画像は、借り物です。
わたしは、こんなにスマートではありません。

 



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