蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

イジメの思い出

2018-10-10 | 思い出
わたしの幼稚園の思い出。
同じ学年の男の子には、ブランコを漕ぎながらイジメられた。
不思議なイジメられ方だが、なにしろブランコ。
どうやってイジメられたのか、思い出せないが、なにしろ、いつも、ブランコを使ってイジメられている感はあった。
想像するに、揺らし過ぎるだの、スピードを上げるだの、ぐるぐる回されるだのではなかろうか。
まあ幼稚園児だから、ブランコは日常ツール。
(ブランコイジメのイジメっ子は医師になったはず)

小学校の時は、一学年上の男の子二人に、いつもちょっと遠くから冷かされたり、半分ちょっかいをかけられるような、かけられないような、イジメと言えるのかどうかわからないものを受けていた。
高学年になると、同級生の男の子に毎日、教室の隣の席で、イジメられた。
後に仕事を通じて再会した時は、イジワル少年は普通の常識ある大人になっていた。

おとなしい、目立たない女の子にも、わたしは一時、プチ意地悪をされていた。

中学では、可愛い人気者の女子をほんの一回だけ、イジメとは言えない程度の嫌がらせをした。
(直後に、自己嫌悪に陥ったが)
静かでおとなしい地味女子たちをスルーしていた。
アプローチされ、付き合っていた男子もいた。

どれもこれも、かわいいプチ思い出。
イジメたり、イジメられたり。
なんなんだろう?
意外に、おとなしい子がイジワルだったりする。
相手を見て、抵抗して来ず、自分より弱そうだったらイジメてくるのだろう。

といっても、かわいいものだ。
男子がイジメてくるのは、「好き」「好奇心」の裏返しで、女子の、イジメたり、イジメられたりは、「嫉妬」と、わたしは捉えている。
あるいは、子供の持つ自然なイジメてみたい欲求だろう。

3歳の孫の保育所同級生に、悪ガキがいる。
見るからに、誰が見ても悪いことを堂々とやってのける。
親の顔がみたい、と思っていたら、その子のお母さんは、あちこち、悪事の火消しに回っておられる。
すみません、ごめんなさい、と。
たいへんですね、とお母さんには笑顔で挨拶するが、そうとう悪い子供で、うちの孫に深刻な被害が及ばないかと、わたしも手を焼いている。

子供は正直で、自分の欲求に従おうとする。
が、動物と同じというわけにもいかないので、躾や教育が大事、ということになる。

わたしがイジメられるには、イジメたくなるような要素を持っているのか?
思春期以降はイジメはない。
あんまりイジメられる要素がないのかなあと。
中途半端で面白くないに違いない。
中途半端でよかった、、、のかも知れない。
成人して、社会に出てからは、悪知恵を付け、イジメられないように自己防衛した。

昔は今のイジメのように、陰湿、陰惨、悲惨ではなかったようだ。

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