蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

遷都450年~ビエンチャン

2010-08-29 | 
ハノイから直接、ルアンパバーンに入る手もあったのに、
わざわざビエンチャンで宿泊して、市内観光を入れなくてもよかったのではないかと
思っていたが、
せっかくラオスくんだりまで行ったのだから、首都も訪れてみようというプラン。

裸族M子の提案だ。
彼女は、前々から気付いていたが、
室内では着衣でいると、圧迫されるのか、うっとうしいと感じる「裸族」だった。
裸で平気で部屋を歩き回る。
こちらは、着衣の現代人、裸族とはどうもしっくりいかない。
まあ、生まれた時も裸だったんだし、旅は仲良くやっていかないと。

 

ラオスは、中国・タイ・ミャンマー・ベトナム・カンボジアの5カ国に囲まれた国。
ルアンパバーンから都を移し、今年で遷都450年のビエンチャンは、
古いお寺や建物が立ち並ぶ、整然とした街並み。
国の首都にしては、ただっ広い敷地感覚ではある。
人口70万人というこじんまりとした首都、
中でもラオスご自慢の表玄関周辺ばかりに行ったので、街は美しかった。
農村部との格差もあるようだが、美しい部分だけを駆け足で通り過ぎた。

  

有料のお寺の入場は、靴を脱いで、裸足になる。
お線香の匂いは、あまりしない。
広々としたお寺は、カラフルで日本のお寺とは、随分違うイメージ。



昼食は、秋篠宮殿下も訪れたという有名・戸建レストラン。
その時の写真が飾られていた。
香味野菜が、効いていて美味しかった。
フランスの色濃い建物も、魅力的だ。
ガイドブックにも一番上に紹介されていた。
お値段もお安く感じられ、大満足。

 

興味深かったのは、パリの凱旋門をマネして作ったという「パトゥーサイ」。
これは、「戦没者慰霊塔」として1967年に建てられたもので、
美しい天井装飾が施されていたり、内部にも凝った細部の彫りがなされていたり、
力が入っているが、内部はまだ未完成だとか。
下は、門で、上は、お寺だそうな。
上層階は、お土産ものがぎっりしり売られている。
いちばん、てっぺんまで、ぐるぐる、らせん階段を登っていくと、
道の中心に位置する凱旋門からは、パリのような?ビエンチャンの景色が広がる。

 


当時、飛行機の滑走路を造った時に、コンクリートが余ったので建設されたとか。
皮肉として、またの名を「垂直の滑走路」と呼ばれるそうだが、面白い表現だと感心した。

 

巨大マーケット「タラート・サオ」では、家電コーナーに、二層式の洗濯機が結構並べられていた。
全自動の一層式より、なにかと重宝されるのかも知れない。(水の節約にもなるし)
手作り雑貨の布製品をいっぱい買ったが、
後に行ったルアンパパーンのナイトマーケットでは値段は半額だった。ガクッ。

思ったほど暑くなく、やれやれ。
降ったり止んだり、少し小雨のビエンチャンをあとに、プロペラ機で、
旧都ルアンパバーンに向かった。



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