蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

美人に、どっきり!!

2011-04-19 | 趣味

通い始めて一か月、にぎわう市街地の、どまんなかにある社交ダンス教室。

レッスン帰りに、キラキラ美人グループの一人に声をかけられた。

彼女は、今日は、みんなの行くレストランは、場所が遠くて、内容が重いので、パスし、

次の予定までの時間に、一人で軽いランチを食べるつもりだったようだ。

次の予定というのは、彼女が別の教室で受けているという、個人レッスン。

年末にお披露目するデモに向かって、一生懸命、練習されているようだ。

 

で、わたしは、いつも一人で、さっさと一目散に帰るのだが、

美人グループきっての、ダントツ美人に声をかけられ、かなりあがってしまった。

二人だけで、ランチ???

わたし、男性のほうがまだ得意かも知れない。

女性、特に、美人さんには免疫がないので、どぎまぎ。

しかも、彼女は、この教室に来て、一番はじめに目に入ったひと。キラキラ、センスいい、美人中の美人。

スタイルも、ばっちり申し分ない。

そして、はじめて彼女を一目見るやいなや、わたしは劣等感、場違い感に苛まれた。

 

そんなひとと、・・・・お話もしたことがないのに、いきなり・・・わあ

 

あわわ・・・と、ランチも喉に詰まるかんじ。

店内で、向かい合わせの席で、頑張ってしゃべっても、わたしの声が通りにくいようで、彼女は聞き取りにくそう。

 

あっと言う間に時間が過ぎ、彼女はコーヒーを注文した。

わたしの分も彼女が同時に注文してくれたが、まだ、わたしにはサラダや、お漬け物が残っていて、

コーヒーが来てから、あわてて口に放り込んだ。(みっともないぞ、わたし)

 

短い時間、少し話した。

ダンスのこと。

そして、ほんのワン・センテンス、彼女は自分の生活の紹介もしてくれた。

自宅はかなり遠方にあり、週1、レッスンに通っていること。姑さんと同居されていること。

一つ目の教室(グループレッスン)のあと、彼女は、二つ目の教室(個人レッスン)へ。

 

社交ダンスのクラスメートたちは、びっくりするようなお金持ちが多いとか。

わたしは、いつも、おばあさんや、還暦以上の年配女性が多いところでやっていたので、

彼女のような若くて(でも、おそらく、わたしと同世代)美しい女性とは、どうも接点を見つけにくく

変人ぶりを発揮するばかりとなった。

もっと、まともな、一般的な発言をすればよかったのに(猫をかぶっていれば、わからないものを)。

わたしは、話をしたことがないひとと、一対一で、ランチなどとなると、非常に緊張して、アタマが真っ白になり、

なにか話さないと・・・と焦るあまり、つい、正直な自分をさらけ出してしまい、変人ぶりが暴露されてしまう。

 

本日、わたしが話したことは、あの美人グループにことごとく、微に入り細に入り、伝わっていることだろう。

ひとり、変わった行動を、人知れず行うのが、わたしのお気に入り志向だが、

それは、人知れずやるところに、わたしの喜びがあるわけで。

明るみに出ると、単なる「変わったひと」。本性がバレるのは、非常に不本意だ。

 

まあ、それはそれとして、

その美人さんの今のダンスの目標や、練習の仕方は、とても参考になった。

多かれ少なかれ、わたしと似たような路線。

ただ、わたしは、一度、道半ばで、足の指の骨折で、心まで折れたコースをたどっている。

あれから1年半の年月が流れた。

また、そういうコースを目指すのも悪くないなあ、と、選択肢の一つとして、よみがえった。

 

べっぴんさんは、べっぴんさんで、素晴らしい。

ダンスをしていても、もとからキラキラしているのに、さらに、キラキラが何倍にもなって相乗効果。

 

わたしは、べっぴんさんとはほど遠いけれど、ダンスはダンスだ。

ダンスにも個性があってもいい。

もう一度、頑張ってみようかな。

 


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トップ画像は、とても大きな花瓶に生けられた、ダイナミックなお花。

いつも通るビルのフロアーに、時々、思いついたように生けてある。で、ケータイで、ぱちり。

いまは、パソコン故障につき、縮小方法やトリミング方法が限定されていて、ちょっと不満足ではありますが。