常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

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2024年03月23日 | 日記
三月に居座る寒気はやっと終わりそうだ。明日からは春らしい気温がもどってくる。野菜売りを大きく占めていたブロッコリーが後退し、柑橘類の甘い香りが売り場のあふれている。生成AIに頼んで、散る桜の絵を出し、pc周りにはアロマストーンにローズマリーとレモンの精油を垂らして置いた。昨夜はラベンダーをアロマストーンに垂らしたので、朝まで一度も起きずに眠りができた。
香りに包まれた生活は、暮らしにメリハリが出る。これをやろうと目的を立てると、テキパキとこなすようになる。

黒文字をかぎかぎ禿持って来る 柳多留

山へ行くと、木に詳しい仲間が一枝折って、仲間に香りをかがせる。この木で作った楊枝は香りがあり、クロモジと呼んで古くから重宝された。香りを大事にする文化は、縄文の昔からあったに違いない。

aiの進化がとまらない。ひ孫の動画を自分で編集して、ページを工夫し、遠くに住む4代に及ぶ世代が、一つの動画に収まる。世代や場所を越えて、お気に入りの動画を共有できるのは、この時代に生きて得られる幸せだ。

いくら便利な世の中になっても、残して置きたいものがある。それは、毎日作る手作りの食事。朝、老妻と食べる贅沢なみそ汁。手料理こそ、頭を使う最後の砦だ。
①メニューを考える②安くてよい材料を必要な量買う③道具と器を準備④料理本番⑤盛り付け⑥あと片付け⑦保存
これらをこなすには五感と手足を使い、注意力、判断力、運動神経、美意識。人間の持つ能力をフルに活用してできる一回の食事。おいしい、と感動できる日々が初めて実現する。
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