今年のヒレンジャク(緋連雀)は、昨年とは違い、早い渡りです。
午後ポイントに着くが、今日は出が悪く朝一回のみとのこと。
寒い中、陽がずいぶん傾くまで待ったが状況変わらず。
夕方、帰り道のポイントでやっと会えました。 寒い中、取り放題。
今回は緋色のみで黄色は未。 近いのですが空抜けが多く難しいです。
10羽ぐらいの群れで寄生木の実を食べていましたが、こんな実(?)も
ときどき水際に降りてきて水を飲みます。
すると、寄生木の実を排泄します。 寄生木の大事な繁殖の過程です。
<今回、カメラの設定ミスがありガックリ、 なんとか見られるものをアップ>
このオジロは胸が橙色(?これから色づく)の亜種 ニシオジロビタキ かも。
ただし、オスは胸が橙色としている図鑑もあり 判りません。
下の写真ではかすかに色がついてます。

尾を上げて、尾白が。

ここでは、よいところに止まってくれます。


<尾白鶲、 ヒタキ科 全長12cm(スズメ(14.5cm)より小さい)
数少ない旅鳥または冬鳥として渡来し、林、公園などに生息。
地上や空中で昆虫類、クモ類、木の実などを採餌。>
林道を少し行くと、そこにベニマシコのオスとメスがペアで実ついばんでいました。
これで今季、赤い猿子3種 (大猿子、紅猿子と萩猿子) をゲット。
オス、ピンクの毛糸玉のように;



メス、オスに比べれば地味ですね。


紅猿子 アトリ科 全長=15cm
夏鳥として北海道などで繁殖し、冬は本州以南へ渡る。
ハギマシコ、初めての撮影です。
集団で行動。電線や遠くの木に、
(バックは湖面)
ときどき草原に降りて、採餌。
近くに来て、採餌。 オス
メス (と思われます)
カラスをこれほど撮ったことありません。
またカラスの仲間に渡りをするのがいることも初めて知りました。
田圃の中、カラスの集団を追っかけ、中にいる普段見ないカラスを探しました。
集団は2-300羽ほどでしょうか大きな集団です。 近づくとすぐ飛び立たれてしまいます。
従い撮影は遠くから、手持ちによりますので、証拠写真のレベルです。
この集団にお目当てのカラスがいるのです。
「コクマルガラス」下記写真右 と「ミヤマガラス」同左です。
両者とも渡り鳥で冬鳥として本州にも飛来します。 初見初撮り。先輩多謝。
留鳥としている「ハシボソガラス」と「ハシブトガラス」とは似ていますがちょっと違います。
コクマルガラス(黒丸鴉)
キジバト大でカラス類では最小。 全長=33cm。 冬鳥として九州を中心に西日本に飛来。
群生が強くミヤマガラスの群れに混じっていることが多いとのこと。今回はまさにこの通り。
外観から「暗色型」と「淡色型」と呼ばれる2種類に分類出来ますが、ほとんどが暗色型。頭部が丸い。
暗色型は上の写真右で、黒色でもガンメタのような色合い。
淡色型は首から胸、腹が白いのが特徴。
今回、群れの中に、この淡色型が3羽いました。ラッキー!
なんとか姿が判ります、
田圃で採餌していますが、ときどき電線に、
ミヤマガラスによく追いかけられて、
ミヤマカラス (深山鴉)
冬鳥として西南日本に飛来。
ハシボソガラス(全長=50cm)よりやや小さい。全長=47cm。
くちばしは、基部の皮膚が露出しているため、灰白色で遠くからでもよく目立ちます。
この群れに風切羽が白いのが1羽いました。
大きさからミヤマガラスと思われますが、何か最近のよく見られる白化現象でしょうか。
どなたかお判りでしたら教えてください。
1枚目写真の左下にもかすかに写っています。
コミミズクに会いに行って来ました。 昨年春とはちょっと違うポイントです。
西日がまともに当たる逆光の土手の上で、多くのカメラマンと一緒に、待機。
2時前一羽飛来。 遠い。
その後計3羽が、広い土手斜面で採餌活動開始。
時には、前の止まり木にも、
葦原をバックに、
ときどき土手に降り、獲物を探索?
コミミズクのがバトルをやっていました、遠くで。
何が原因か判らなかったのですが、PCに取り込み見よく見てみると、
一羽が採った獲物(ネズミ?)を横取りしようとして追っかけています。
下の絵で上の方のコミミが獲物をつかんでいます。
まだ持っていますが、最後は?
ここでは、よく出ててきて、近くまでよってきてくれました。
地面で、枯れ葉をひっくり返して採餌。

2羽居ましたが、別々に行動していました。


枝止まりは、遠くの暗いところで、手持ち撮影でブレブレです。 証拠写真。

オオマシコのポイントでイスカに出会いました。
出はあまり良くなく、この日は10時すぎ、群れで、1回のみ。
ちょっと上のよく出ると言うポイントで夕方まで待ちましたが会えませんでした。
それでも初見、初撮り、ラッキー!
群れで高い松の木に来て松ぼっくりの実をついばんでいましたが、
遠く、空抜け気味、短時間で撮れたのは証拠写真レベルにも満たないもの。 要再挑戦。
松の木の中で。 くちばしの先が交差している様子がかろうじて見えます。
オスは橙赤色、メスは全体がオリーブ緑色。
松の実の中にくちばしをつっこみ・・。
枝の先端の実につかまり・・。(空抜けがきつい!)
同じように松の実に。 補正でかろうじて色が出ました。
<イスカ <交啄> Common Crossbill オオマシコとと同じスズメ目アトリ科 全長17cm
松ぼっくりの実などをねじって採りやすいようにくちばしの先が交差している。
日本には冬季に渡来するが、北方ほど良く見られる。北海道や中部以北の山地では夏期も生息し、繁殖している年もある。
針葉樹林帯を好み、針葉樹の種子を好む。マツの種子をよく食べ、足と嘴を器用に使い、中の種子を食べる。>
メスはオスに比べ地味です。
オオマシコの採餌風景。 逆さになって餌を採るのが得意のようです。






こんな所にも。
