めずらしい翡翠葛(ヒスイカズラ)が咲いているとのことで大船フラワーセンタに出かけてきました。
トリの仲間には”ヒスイ色”はよく見られますが、植物ではめずらしいですね。
トリの写真、在庫もあるのですが、いまが”旬”な花をアップ。
ヒスイ色の花が房になって垂れ下がっています。
こんな奇抜な色の花見たことありません。きれいな色です。
植物園の中、温室でさいていました。
フィリピン諸島の限られた地域の熱帯雨林にしか自生しないマメ科の蔓性の植物で,高さ 20 メートル以上になります。
花房は 1 メートル以上もあり,垂れ下がります。
翡翠のような青碧色です。このことから,英名は Jade Vine (翡翠 葛)というので,和名はそれを訳した形で、
また,そのまま「ジェード・バイン」と呼ばれることもあります
実った莢(さや)は受粉後4か月で熟し、重さは約1.5kgにもなる。
春の息吹のつづき。
椿
藪椿でしょうか咲き始めていました。
紅梅
白梅
まだちょっと早いようです。
柊南天 (ヒイラギナンテン)
木 葉はヒイラギ(柊)に似ていて,実がナンテン(南天)に似ていることから両者をあわせて
ヒイラギナンテン(柊南天)と呼ばれています。
八丈木五倍子(ハチジョウキブシ) (と思われます)
蝋梅 (ロウバイ)
唐の国から来たこともあり唐梅とも呼ばれ、中国名も蝋梅であったことにちなむ。
本草綱目によれば、花弁が蝋のような色であり、且つ臘月(ろうげつ、旧暦12月)に咲くからこの名がついた。
花やつぼみから抽出した蝋梅油(ろうばいゆ)を薬として使用する (wikipedia)
盛りを過ぎたようです。
木蓮 (モクレン)
きれいな花をつけます。
風はまだ冷たいですが、ひなたでは暖かい日、
里山で春の息吹にふれてきました。
普段、トリをよく追いかけてますが、よく見ると木々はすっかり春の装い。
たまにはこのようなのもおもしろいかと。
それにしても木の名前はむつかしい。
マンサク (満作)
「マンサク」は早春に真っ先に咲くところからとも、また木にたくさん花をつけることの「満作」からついたともいわれる。
ちょっと赤みがかったマンサク
ウグイスカグラ
鶯が繁みの陰で岩戸神楽を舞うと見立てた名前と言われている
子供の頃良く採って食べた「グミ」の実がなる木です。
実の大きさのわりに種子が大きく、ほんのりとした甘さがあります。
ミツマタ (三叉/三椏)
春の訪れを、待ちかねたように咲く花の一つがミツマタです。
また春を告げるように一足先に、淡い黄色の花を一斉に開くので、サキサクと万葉歌人はよんだ。
ミツマタは、その枝が必ず三叉、すなわち三つに分岐する特徴があるため、この名があり
和紙の原料として重要である。
ちょっと満開には早いか・・。
サンシュユ
名前は中国名「山茱萸」の音読み。
江戸時代中期に薬用植物として渡来した。
ハルコガネバナ(春黄金花)の別名を持つように、葉が出る前に美しい黄色の小さな花を枝先に20-30花ほどつける。
果実は秋に赤く熟し、垂れ下がる。果実が美しいためアキサンゴともよばれ、春と秋に2度楽しめる花木である。
ボケ
木瓜(ぼっくわ)が訛ったといわれる。
日本には平安時代に渡来した。庭木、生垣、鉢物などに利用されている。
花は赤色・白色などの多くの園芸品種があり、3~4月頃に1。果実は7~8月に黄色に熟す。
(引用は主に 筑波実験植物園 植物図鑑より)
京の桜の最後は 嵐山の天竜寺からです。
天竜寺の裏山には多くの枝垂れ桜が、
なぜか蛙が、そしてその上に、
桂川の渡月橋を臨んで、
山一面に、山桜でしょうか。
京のしだれ桜。
京都御苑の糸さくら。
ここのしだれ桜は糸さくらと呼ばれていて、その昔、孝明天皇が
「昔より名にはきけども今日みればむべめかれせぬ糸さくらかな」
と詠んだところ。
二条城
醍醐寺 太閤豊臣秀吉が贅を尽くした「醍醐の花見」を行なったところ。
宇治平等院
東寺
ここのしだれ桜は「八重紅枝垂れ桜」で、「不二桜」と呼ばれています。
岩手県釜石市より平成18年、弘法大師唐より帰朝1200年の年、移植で樹齢120年。
東寺 五重塔
高原の湿地には、今が盛りとミズバショウが咲き誇っていました。
長いレンズしか持って行かなかったので、園の一部分のみ。
この微小部分をを積分し広い園内を想像してみてください。それは見事でした。
お目当てが出なくても、ミズバショウを見に来たと思えば、まあ良いかと・・思ったほどでした。
なお、このミズバショウ例年ですとGWのころ満開とのことですが、今年は雪が多く遅れているようです、多くの人々が楽しんでいました。
ミズバショウの間にアカハラが、
本当は瑠璃色のと一緒に獲りたかったのですが・・。
桜前線北上中で福島県三春の滝桜が満開とのこと。行ってきました。
観光名所になっているだけのことはありました。 お見事。
夕方から、ライトアップがあるとのことで暗くなるまで。
今が盛りと云われている、六義園のしだれ桜、入り口の看板は「満開」とありました。
かなりの人出。

二番目はあまりにも有名な千鳥ヶ淵。 満開には今少しでしょうか。
一年前、夜桜に出かけたときの混雑があまりにもひどかったので、昼間の早めに。 今週末ころが最高でしょう、人出も。



桜の写真はむつかしいですね。
休耕田のタマちゃんには3度もふられてしまいましたので、今日は趣向を変えて、奥多摩の山にレンゲショウマ(蓮華升麻)なる花を見に行きました。
山の上はあいにくの雨と霧、それに時期が終盤ということでしたが、可憐な花を堪能してきました。
ケーブルカーを降りたところの山全体が群生地で、盛りの頃はさぞかしきれいだったことでしょう。(大変混雑したようです) 来年は盛りに訪れてみたいです。
ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)
見過ごすところでしたが、撮影している方に、野生のホトトギスと教えていただきました。 普通見るホトトギスよりかなり小さいです。
花を撮りに行ってもやはり「ホトトギス」が??? ホトトギスの胸の模様にたとえてこの名が付けられたそうです。