生後１５７日 「外出したらすぐ尿意」の法則

ずっと娘とふたりで家に居るのもたいくつなので、だいたい日々、何かしら用事を作っては外出している。

最近になり気付いたのだが、外出直前にトイレに行っているにも関わらず、外出して２０～３０分くらいすると、尿意を感じることが多い。多分８０％くらいの確率で。
自宅に居る時にトイレに行っても、２０～３０分後に尿意を感じることはないのになぜだろう？

外出先だと、娘を連れているので、トイレに行くという行為のハードルが上がる。ベビーカーに乗せている時は、車いすの方用の、広いトイレがないと無理。抱っこひもだったとしても、オムツ交換台があるところや、赤ちゃんを座って待機させておくやつがないと難しい。

でも、だいたい最近のトイレって、子供連れのお母さんに親切で、わたしがでかける先には、ほとんど上記の設備がある。

にも関わらず、やはりめんどくさいので、よっぽどの時以外は、尿意を我慢し、尿意を感じながら用事を済ませ、尿意を感じながら車を運転して帰宅し、娘の機嫌を確認して、これなら大丈夫というところで、やっとトイレに行く、そしてスッキリする、というのが日常になっている。

先日は、ちょっと我慢できないかも、と思い、重い腰を上げてトイレへいくことにした。あいにく車いすの方用の多目的トイレには先客がいたため、普通の個室へ行った。その日は抱っこひも。何も思わずに個室へ入ってみると、ちょうど赤ちゃんを座らせる設備があるところだった。
ただ、抱っこひもを外して、娘を座らせて、という作業がめんどうに思えたので、抱っこひもで娘を抱っこしたまま、おしっこをすることに。

まず、第一段階のベルトをはずすのに相当手間取ってしまった。なにせ、自分のベルトと抱っこひものベルトが位置的に重なっており、自分のベルトを外すのに、抱っこひものベルトが邪魔ではずせない。どうやったのかは忘れたが、少し悪戦苦闘してなんとかはずし、おしっこ終了。

さて今度はベルトをもとにもどさなければならない。そのままの状態でトライしてみたが、外すよりも難しく感じた。で、ふと、せっかく赤ちゃんの座る設備があるのに、わたしっていったい何してるんだろう、バカ？と我に返り、娘をトイレ内のイスに座らせてみた。

あ～らくちん。ベルトだってすぐに直せた。

自らに勝手に罰ゲームを課したみたいなことをして、本当にばかばかしかった。次からは、最初っから娘をイスに座らせておこう。娘もいい迷惑だろう。だっこされたままおしっこされたんだから。

とまあ、本当にばかばかしい体験をした。
しかし、今後はこの体験を生かし、我慢できる尿意は我慢し、無理なら、無駄な抵抗はやめて、最初っから娘をどこかに待機させておしっこをすることにしようと思う。


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