なりたいじぶんになる (旧30代後半女子・TGP込みの日記)

結婚2年目で3回目の人工授精で妊娠!2014年に長女出産。2018年、2回目の体外受精で次女出産。アラフォー母の日記。

あれから1週間

2016-05-05 21:23:42 | 手術後
先週、健診で、あかちゃんの異常を告げられて、はや1週間がたった。本当にはやい。めまぐるしい1週間だった。

前日には、きっと順調だと言われるだろうとばかり思っていて、健診が終わってから、友達数人に、妊娠報告をしようかなと思っていた。 それが、このような展開になり、一ミリも想像していなかったことが自分の身に起こったのだから、人生って何が起こるか本当にわからない。

ありがたいことに体調は良い。出血は多めだったが、今日からグッと減った。

精神的にも、落ち着いている。だんなさんは、「時間が解決してくれる」と言っていたが、その通りで、日が経つにつれて、現実を受け入れる幅が広がってきている気がする。ここ数日は、涙も出ていない。

ただ、寝つきは悪く、早朝に目覚めることが増えたので、やはり、自分では大丈夫と思っているが、心の深いところではかなりのダメージを負っているらしい。あたりまえか。


手術の翌日から帰省している。そのおかげで、リラックスできている。
ちょうどゴールデンウィークだったので、だんなさんにも実家に1泊してもらい、初日には、プラレール博、翌日には動物園へ行き、家族で楽しい時間を過ごせた。

今日は、母と娘と3人で、娘の大好きな、イチゴ狩りに行き、公園でお昼を食べ、父のお見舞いに行って、これまた楽しい一日だった。

夕方には、久しぶりにマッサージに行ってきた。毎回同じ人に担当してもらうのだが、久しぶりだったので、実は妊娠していたのだが、ダメになってしまったのだと報告。結構さらりと報告で来たので、だいぶ回復していると思われる。

ただ、今後、ネックが2つあり。

2か所の職場にお世話になっているのだが、1か所は、同僚の男性ドクターのところに、わたしの手術の頃とほぼ同じ時期に、赤ちゃんが生まれたということ。 実際に生まれたとは聞いていないが、予定日からかれこれ10日以上は経っているので、確実にうまれているはず。

次の月曜日に出勤予定だが、きちんとおめでとうと言ってあげたい。

また、もう1つの職場には、妊娠5カ月の同僚の衛生士さんがいる。彼女の方が先に妊娠したので、彼女にあやかれたと思っていたが、これまた次の木曜に会うので、どんな気持ちに自分がなるのか、落ち着いていられるか、やや不安。
でも、彼女は、今回が第2子の妊娠だが、一人目がすでに7歳で、おそらく長年、第2子妊娠を望んでいたはずなので、そういう意味で、多分いろいろと苦しんできただろうから、この先の妊娠経過が順調で、無事に出産してほしいと思っている。

自分がこのような状況になったからと言って、他の人に対して、マイナスの感情を抱くのはいやなので、なんとか今まで通り、祝福できるようこころがけたい。 


それはそうと、今日は4回目(くらい)の結婚記念日。だんなさんと初めて会った日。
だんなさんはすでに昨日、自宅へ戻っているので、別々の場所で過ごしているが、結婚した時には、娘もいなかったのに、今や2さいになり、片言でいろんなことをしゃべり、かわいらしく歌を歌い、時にはというか、しょっちゅうぐずったりもするが、もはやわたしたちの人生にはなくてはならない存在になったので、そんな彼女が、すくすく成長してくれてることがありがたいし、今や娘の存在が一番の支えになっている。小さいながらも大きな役割を果たしてくれている彼女がいてくれるので、幸せだと思う。


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中絶手術を終えて、とても落ち着いてる今

2016-04-30 21:46:13 | 手術後
今日は中絶手術当日。結論から言うと、1日を通して、自分でも驚くほど落ち着いていて、そしてなんだか前向きな気持ちで、今いられている。

病院では涙は一滴も出なかった。我慢したわけではなく、本当に出なかった。

朝9時にだんなさんと病院着。だんなさんには再度昼頃来てもらうことに。

9時半ころ、診察。エコーをみると言われ、ツライ気持ちになったが、でも冷静にエコーの画面を見て、最後になるだろう、赤ちゃんの動いている姿を目に焼き付けた。

どうやら2日前よりもむくみが進んでいるとのこと。より一層、手術を受ける気持ちが強まった。
そして子宮口を広げる処置をしてもらい、昼頃まで別室で待機。

祝日明けの土曜だったので、患者さんがとても多く、もちろん妊婦さんも多かったり、だんなさんと一緒の幸せそうな妊婦さんもいたので、そこはちょっとつらかった。

で、ベッドのある部屋へ移動。待ち時間が4時間くらいあると聞いてたので、本を持って行っていた。

渡辺和子さんの、置かれた場所で咲きなさい。 自分がつまづいた時や辛い時に過去読んで、その都度励まされてきた。

それは今日もそうだった。

心にポッカリ穴があくこともあるけど、穴があかないと見えないこともある。
そんなことが書いてある箇所があり、これってまさに今の自分だわと思えた。

また、別の本を読んでいたら、受け入れることができたら、そこからまた新たな展開が起きると書いてあった。

受け入れがたい状況ではあるが、現実から目をそらし、なんでこうなってしまったんだろう、なんて自分は不幸なんだと思うことは簡単だけど、それだったらなんの進展もないし、赤ちゃんが一番悲しむ。

先生が、異常を見つけてくれた当日、私たち夫婦に時間をとってしっかり説明してくれたので、中絶手術を受けることに迷いはなく、今日これからのことを受け入れる体勢は整っていたので、そういう意味では、先生にとても感謝している。

こんな感じで、本に励まされ、前向きで落ち着いた気持ちで手術前の時間を過ごせた。

そして、12時半ころ、手術室へ移動。
点滴をされて、ベッドに寝っ転がっていたら、だんなさんやってきた。

そして色々話。
そうこうしてたら時間が過ぎ、だんなさんの話によると13時半ころに手術室をだんなさんは出て行き、30分後くらいにまた呼ばれて行くと、終わっていたとのこと。

わたしの記憶だと、これから麻酔の薬を入れるねと、看護師さんの声が聞こえてきたと思っていたら、だんだんぼーっとしてきて、そうこうしてたら、なんかお腹のあたりが痛いなあと感じていて、そうこうしてたら、先生に「赤ちゃん見ますか」と聞かれたので、あら、もう終わってたのかと、そこで気づいた。

前日も当日も、赤ちゃんが見れるのかが気になっていた。そして見たいような見たくないようなと思っていたが、その時は迷わず、見せてくださいと言っていた。

先生は、「きれいに出してあげたかったんだけど」と言いながら赤ちゃんを見せてくれた。

そして、「赤ちゃんどうしますか、持ってかえりますか」と聞いてくれたので、持って帰らせてもらうと答え、容器に入った赤ちゃんを受け取った。

これも、前日、ネットで見てて、中絶後の赤ちゃんは、容器に入れられて、医療廃棄物として処理されるとあり、とても心が痛み、なんとかならんかな、でも無理だよなと諦めていたので、先生のこの対応はとてもうれしかった。

今回、心残りだったのは、赤ちゃんの姿を見れず、家にも連れて帰ってあげられないことがとてもひっかかっていたので、どういうかたちであれ、一緒に我が家へ帰ることができ、本当に嬉しかった。
しっかり供養してあげたい。

そして、後は麻酔がしっかり覚めるまで待機。 ぼーっとしながら2時間くらい経って、トイレにも自力で行けて、術後の説明を受けて帰宅。

病院を出たのは4時半ころ。とても天気が良く、気持ちよかった。
帰りの車の中で、だんなさんが「再スタートだね」と言い、素直にそう思った。

一旦2人で帰宅。
テレビを一緒にみて、ばか笑いし、わたしはシャワーを浴びて、その後、だんなさんは義実家へ娘をお迎えに。

数十分後、2人で帰宅。娘の普段と変わらない様子にとても救われた。

というか、娘、何か変化を感じ取っているのか、いつもと違う対応があった。

一つ目は、朝、義実家へ娘を預けに行った時のこと。 いつも車から降りて、玄関まで行く道のりは、お互いてくてく歩いていくのだが、今日はわたしの方に手を繋ごうと出してきたので、2人で手をつないで玄関まで行った。

二つ目は昨日のこと。
いつもだんなさんはひとりで寝ているのだが、昨日のお昼寝の時には、だんなさんをわたしと娘が寝る部屋へ引っ張ってきて、結局3人で川の字になってお昼寝をした。

赤ちゃん含めて4人家族最後の日を翌日に控え、こうやってみんなでお昼寝できたのはとても幸せな時間だった。

そして三つ目は今日の夜。
妙にご機嫌の娘。わたしとだんなさんを窓際に連れて行き、カーテンで隠れていないいないばあ遊びをし、大爆笑。ついでに3人でこそばしあいっこをして大爆笑。娘が笑い転げる姿をみて、わたしもだんなさんも大爆笑して、これまた幸せだった。

娘の存在に大感謝。

そして、大して痛みも感じない状態で今に至る。ひょっとしたら気が張っているので意外に平常心でいられているのかもしれない。時間が経つと、つらさが復活してくるかもしれないが、それでも、今、こうやって穏やかにいられるので、とてもありがたいと思っている。



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