憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

難病ミオバチ-新薬開発にフェ-ズⅡの壁 (株)産業革新機構に期待したいが?

2010-11-15 11:15:41 | Weblog
〇遠位型ミオバチ-疾患
※筋力が徐々に衰えてゆく
 進行性の病気である
※進行性筋ジストロフィ-と異なり
 成人になってから発症する
※有効な治療法も薬剤もない
 (筋ジストロフィ-に共通する)
※発病すれば死を待つだけである

<筋ジストロフィ-は
 発病原因が未解明だが、
 遠位型ミオバチ-は
 原因が解明されている>
 
●発病の原因

 〝特定遺伝子の変異である”
 遺伝子変異は
 体内で「シアル酸」が
 十分に生産されないことが原因とされる

※マウス実験でシアル酸投与により
 筋力の改善が実証されている

----------------

〇シアル酸補充療法のフェ-ズⅠが東北大学で始まった
(患者にとっては感動的臨床実験だ)
 <患者は実験台になっても成功させたいと思う>

●問題点がある

※フェ-ズⅡ
 次の段階の臨床試験だ!
 薬剤製造につながるかどうか決まる
 最もリスクの高い実験である
 ところが
 フェ-ズⅡの治験支援スポンサーが現れない

※患者数が全国で300人
 研究成果が利益につながらない
 そのために
 大手製薬企業が参入しないのだ
 (支援の期待ができない)

※シアル酸は海外でも未承認薬剤だ
 厚生省も文科省も治験に非協力である

●フェ-ズⅡに進めない限り
 シアル酸が
 治療薬として世に出ることは望めない
<患者の落胆は
 計り知れないものを感じる>

〇期待するとしたら
 (株)産業革新機構である
※日本発新技術製品を
 世界に向けて発信する
 絶好なるチャンスである
*シアル酸新薬は
 日本発世界に届けられる
 新技術商品である
 期待が膨らむ!

◎(株)産業革新機構
 ・産業や組織の壁を越えて
  革新性を有する事業に対して
  成長資金を提供する
 ・平成21年7月
  経産省の肝いりで発足した
  官民出資の投資ファンドである

●ブログ発信者は
〝筋ジストロフィー疾患者である
*発病以来死の恐怖に脅えた50年だった
*生きる希望は
 何時かきっと
〝治療法が・・
 治療薬が・・
 見つけられるとの期待だった
*シアル酸治療法は
 他人事とは思えない
 一日も早く新薬として
 世に出ることを期待する

注:出典 BJT



コメントを投稿