茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

茶と文化そして美
茶文化、芸術、職人・・・
大事!
もっと楽しく茶文化を!

月山志津温泉 「雪旅籠の灯り」

2010年03月06日 | Weblog
積雪6mにも及ぶ真冬の志津温泉。
「ふるさとイベント大賞」で見事大賞を受賞しましたイベントを見に月山の麓志津温泉まで行きました。
この街はもともと三山行者が訪れた街です。
そしてイベントではその時の志津の昔の町並みを雪で再現し、夜になるとろうそくの柔らかい灯りで幻想的な雰囲気に包まれます。
そもそも月山志津温泉は、昔から月山にお参りに来る人たちの宿場町であったことから、冬の6mにも及ぶ豪雪を利用し、この地域にふさわしいイベントとして雪の旅籠を作って昔の町並みを再現してみようとこのイベントを開催するに至ったそうです。
「雪旅籠の灯り」がほかの雪まつりと違う点は、雪を積み上げて作るのではなく、自然に積もった雪を掘り込んで建物を造形することにあります。
融けた雪は水となって周りの木々の成長を助けます。
まさに自然の条件を活かしたイベントであるといえるでしょう。
 また、昨年より月山の水の恵みを集める寒河江ダムの水源地域として、地域の魅力を多くの方に知っていただく機会も設けました。
 冬の志津月山志津温泉でしか見る事のできない「雪旅籠の灯り」。
沢山の人々の想いが詰まった町並みです。

本当に灯りが温かで寒さを感じませんでしたが雪の積もった高さには驚きました。
町並みには、雪でできたホテルやバー売店や神殿などなど面白かったです。
何もない静かな街で、雪と山そして温泉を満喫できる街だと思いました。
空気の重たさが心をあらわれた気がするくらいぴんと張る澄んだものを戴きました。
奥地でありながら若者の活気を感じる街が凄いです。夏にもう一度訪ねたい温泉でした。
これからここが面白い!そんな街でした。


慈恩寺・・・山形

2010年03月05日 | Weblog
去年というか今年の行く年くる年で除夜の鐘で報道されたお寺の一つであるここ慈恩寺に行ってきました。
昔はとても栄えていたとおっしゃっていましたが、現代ではひっそりとまたしっかりと守られてきたお寺だと思いました。
とても気持ちのよい大きなお寺です。
国宝である仏像を拝見させて戴きながらとても至福のときを過ごせた気がしました。
これてよかったな!、そんな気分にさせてもらえたお寺でした。

由来に関しては次の通りです。

慈恩寺の創建は神亀元年(734)に行基がここを訪れた時、比類なき霊地と悟り、聖武天皇に申し上げたところ、天平18年(746)に勅命で婆羅門僧正が開基となり、堂宇を建立し弥勒菩薩を安置したのが始まりとされます。
歴代領主に庇護され天仁元年(1108)に藤原基衡が本堂の改修と諸堂の造営を行い、中世以降は大江氏が庇護し諸堂の改修、造営、社領の寄進など力を添えています。
戦国末期になると最上氏が大江氏を滅ぼし、代わりに帰依し元和4年に(1618)には最上義俊が本堂を再建しました。
元和8年(1622)最上家はお家騒動の為改易になると、今度は幕府が2812石余(東北随一)の寺領を寄進されました。
古刹ということで多くの仏像や寺宝を所持し文化財指定も多数ありますが基本的に一般公開していないようです。

時代を感じてよいものを拝観できて久々に仏像に惚れた気分になりました。
楽しかったです。
夏にむかっての季節がお勧めです。如何でしょうか?

月例「一服如何でしょうか?」

2010年03月04日 | Weblog
皇女 和宮様ゆかりの茶室貞恭庵で
お参り・・・ 抹茶と和菓子、如何でしょうか?

増上寺の境内にひっそりと佇む小さな茶室。
毎月一度「皇女和宮のゆかりの茶室」を公開しております。
小さな建物本来が持つ魅力を満喫して戴きたい!
皆様のお越しを心よりお待ち致しております。

今回、法然上人の御忌の間、茶室を開けることになりました。
ぜひお立ち寄りをお願い申し上げます。

          
         記

開催日; 3月28日(日)
          4月3日(土)4日(日)5日(月)6日(火)7日(水)
        〖増上寺 法然上人御忌4月2日~7日〗
時 間; 10:00~16:00
場 所; 増上寺 境内「貞恭庵」
会 費; 1,000円(抹茶と季節の和菓子)

※ イスの用意もしております。お気楽にお入り下さい。
※ お点前はございませんが、ひと息入れにお立寄り下さい。

桃の節句!

2010年03月03日 | Weblog
3月3日は、桃の節句。五節句の一つで上巳(じょうし/じょうみ)ともいいます。
旧暦の3月3日は桃の花が咲く季節であることから、桃の節句と呼ばれたそうです。

「雛祭り」の起源は京の貴族階級の子女が、天皇の御所を模した御殿や飾り付けで遊んだ平安時代の「雛あそび」が始まりとされています。
その後武家社会でも行われるようになり、江戸時代には庶民の人形遊びと節句が結び付けられ、行事となり発展して行き、紙製の小さな人の形(形代)を作ってそれに穢れを移し、川や海に流して災厄を祓う祭礼になったそうです。
この風習、流し雛(ながしびな)は 雛祭りのもとになったといわれる行事で現在でも「流し雛」を行う地方があります。

元々は、5月5日の端午の節句とともに男女の別なく行われていたが、江戸時代ごろから、豪華な雛人形は女の子に属するものとされ、端午の節句(菖蒲の節句)は「尚武」にかけて男の子の節句とされるようになったそうです。

「上巳」はそもそも3月上旬の巳の日であり、古来中国の三国時代の魏より3月3日に行われるようになったと言われています。

古来中国では、上巳の日に川で身を清め不浄を祓う習慣(上巳の祓)があり、これが平安時代に日本に取り入れられたそうです。

現代では当たり前である行事ですが、ひも解くと本当に興味深いものです。

茶雅馬教室の今日

2010年03月02日 | Weblog
今日も寒そうですね?
温かくしてお越し下さいね!
あっ、お雛様ですね?明日。
大変です・・・。
とにかくお越し下さいね!
ひな祭り?できるかしら?
頑張ってみよう・・・そう、これから考えますが・・・。

友人が遊びに来てくれました。
そう、いつものようにお掃除から手伝いさせられ可愛そうでした。
箒を握りながら、冷たい雑巾を絞りながら・・・汗かきながら、それでも彼女は楽しそう!
不思議な方です。でもお優しい方。いつもお花を持ってきてくださります。

私は茶花が苦手です。ですので彼女に花を入れて戴きますが清清しい顔を花たちがします。花たちは私に問いかけてきます。
「どうでしょう、私たちはあなた方より綺麗でしょう?」
自信満々に茶室の一番の床に座っているようです。柔らかい笑顔を勿論しているのですが、挑戦的なすまし顔にも見えます。
茶人のような感じがします。
花の顔、花をよく見なさいね?といわれますが本当に豊かな表情をしています。この間椿を一周回転させたら、出雲阿国踊っているように見えました。

彼女が入れて下さった花を楽しみながらそんなことを思い出してしまいました。
ということで、雛祭りのテーマにはほど遠いかな?
テーマをあえていうなら、「寒いね!みんなであたたまろ~」かな?!
ふふふ!いつものことでした。

久しぶりにお稽古に・・・

2010年03月01日 | Weblog
今日は自らのお稽古です。
あ~長い一日のはじまりです。
早くしないと怒られちゃう!
いってきます!

なんと、今日から3月、弥生(やよい)です。
弥生の由来は、草木がいよいよ生い茂る月「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」が詰まって「やよひ」となったという説が有力だそうです。

ちなみに誕生花 - サクラ、スイートピー、チューリップ

異名は次の通り
かげつ(花月)、きしゅん(季春)、くれのはる(晩春)、けんしんづき(建辰月)、さくらづき(桜月)、さはなさきつき(早花咲月)、さんげつ(蚕月)、しゅくげつ(宿月)、とうげつ(桃月)、はなみづき(花見月)、はるをしみつき(春惜月)、ばんしゅん(晩春)、ひいなつき(雛月)、やよい(弥生)、ゆめみづき(夢見月)

沢山ありますね?
春です春です春です。けれどもまだ寒いです。
身体には充分お気をつけ下さいね!