茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

茶と文化そして美
茶文化、芸術、職人・・・
大事!
もっと楽しく茶文化を!

第4回 儀礼文化講座 「華道」

2010年11月13日 | Weblog
今日は小原流華道の生活芸術講座でした。
テーマは、正月の祝いの花のしきたりなどの、講義とデモンストレーションでした。
普段学んでいる茶花とは全く異なり見せる華道なので見ごたえがありました。
次から次へと説明しながらぱっぱぱっぱと活けていき、潔さが伺えました。
気持ちよかったです。
自分が花をいれるとするとあーでもない、こーでもない!こうしたいのにこうならない!
あーしたいのに纏まらない!
すべったころんだと花をいじくり回します。
それらが全くなく、華道というものがスパッと見えた気がする向き合い方が気持ちよかったです。
茶花もそうですよね?と呟いてしまいました。
以前鎌倉で花を入れていた姿をみてあっという間に花を入れていました。
よく花をみましょう!花の気持ちを感じとりましょう!といいますが、そうすることによってぐっと気持ちを掴めるのかな?なんて思ったりもしました。
自分の気持ちを入れ込んでは花は迷惑なのかも?
流儀花は茶花とは違いますが向き合い方は一緒出合った気がします。

花は活けることでより一層生きてきます。
大切なのは何かを正月飾りから学べた気がします。

帰りに今日使用した草花を少し戴いてきました。
どうしてもほしかったのは、松です。とっても立派で貫禄がある松です。
希望通りに戴いてきましたが、あまりに大きく重さも格別でしたので、ちょっと電車の中で迷惑な人をしていました。
重たいこともあって何だか戴いてきたことに後悔の嵐でした。
よくばった自分と向き合い、反省しつつもお人の白い邪魔な冷たい眼差しを横目で、抱えて帰ってきました。
次からは小さいものにすることに堅く決めました。
欲張るといいことがないと実感しました。
それにしても一目ぼれしてしまった松の枝振りに乾杯です。

楽しかったです。