茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

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佐渡 蓮華峰寺(れんげぶじ)

2010年08月16日 | Weblog
蓮華峰寺は真言宗智山派に属し佐渡島内一の巨刹でした。
伝えられるところによれば、佐渡は遠く皇城(京都)の鬼門にあたるが故に、皇城鎮護のため806年(大同年中)弘法大師空海がこの山を開き、小比叡と名付けました。
周囲の山が八葉の蓮華形に似ているところから蓮華峰寺と称しました。
江戸時代中期の最盛期には佐渡国を中心に40か寺以上の末寺を従え、徳川家の廟所ともなった。
嵯峨天皇の勅願寺であったともいわれる。
小高い山に囲まれた谷地に、金堂を中心として山門、客殿、庫裏、鐘楼、弘法堂、御霊屋、骨堂、八角堂、八祖堂、山王権現社、小比叡神社など多くの建築物が現存している。
慶安5年に起きた「小比叡騒動」(後述)の戦火で客殿、庫裏を焼失したが、室町時代前期の建立と考えられる金堂をはじめ、弘法堂(奥の院、空海の祠堂)、骨堂などは喪失を免れ、南北朝時代から江戸時代初期に至る各年代の建築様式を良好に保存している建築物が多い。
金堂、弘法堂、骨堂は国の重要文化財に指定されている。
また、アジサイ寺として有名である。

金剛寺、室生寺とともに真言宗の三大聖地の一つとされているだけあって、なんともいえない雰囲気であった。
広く坂道や階段ばかりなのにもかかわらず、敷地をぐるぐる歩き回ってしまった。
気持ちの良いお寺であった。