茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

茶と文化そして美
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茶雅馬教室

2010年08月24日 | Weblog
今日の茶雅馬教室は、早めに終了しようと思って午前中からはじめました。
それにしても暑く涼しい部屋でのお稽古を開催しました。
ただ、道具は貞恭庵なので取りにいったところ茶室に入るやいなや玉の汗が発生。
すぐに退散と思うくらい暑さが厳しかったです。
お稽古をしていてお昼時になった時「おなか減ったね~?」ということで、茶屋に行きました。
休みでした。
がっかりです。
そこへ不思議なおじさんがやってきました。
「僕は歴史家なんだけど、今日はというより今すっごく頭に気でいるんだ~!なんていっても腹立たしく思っているんだ!おねえさん達に話しても始まらないけどすっごくね~?聞いてくれる?実はね~?・・・自慢話になってしまうけど僕はね・・・?」といきなり話しだして30分続きました。
実際彼は怒っていたのですが、方言が強かったのであまり怒っているように聞こえず色んな話をしてくれました。
歴史家といっても江戸時代をきわめているようで興味があったのですっかり聞き入ってしまいました。
ただずっと休みの茶屋の前で佇んでいたので少々疲れました。お腹も減ってしまって・・・。
おじさまは何だか穏やかになったようで、「僕はあなた方にあって本当に救われたな~?本当に怒っていたんだよ!でも救われたわ~。助かったわ~!」と感謝され、機関銃のように話していたおじさまは「俺のサインしとくよ!お宝になるよ!」といい、筆ペンを出しサインしてくれました。
勝手なおじさまですか、「では!」と思ってサインしてもらいました。
「それじゃあね!」
と帰っていきましたが、「不思議な楽しいおじさまだったね~!ただ、勉強になってよかったね!」といって午後のお稽古に入りました。
結局いつもどおりに終了。
何故かって、その話題でずっと「お茶タイム!」が続き話しこんでしまったからです。
境内には色々な方がやってくるのだな~と感激しましたが、おじちゃまにまた会えたら覚えてくれているのだろうかと疑問に思いつつ、どうぞお元気でいてもらいたいと思いました。
悩みごと愚痴相談所のようで楽しかったです。