長尾景虎 上杉奇兵隊記「草莽崛起」<彼を知り己を知れば百戦して殆うからず>

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緑川鷲羽「一日千秋日記」VOL.143安倍晋三「アベノミクス独裁」の開始「ポンコツ安倍官邸と無能参謀」

2014年12月15日 17時28分09秒 | 日記






安倍晋三 「アベノミクス独裁」の開始


  2014年12月14日安倍政権は任期を二年残しての解散総選挙の暴挙に出て、まんまと大勝利してしまった。「アベノミクスの失敗を隠しての解散総選挙ではありません」と安倍首相は言っていたがいかにも苦しい。実態はそういうことだろうが。
自民党だけで300議席以上、公明党も議席を増やしたが意外に、日本共産党も議席をわずかだが増やした。
2014年4月から消費税を5%から8%に税率を引き上げて、なんと消費が5兆円も落ち込んだ。そこで安倍政権は5.5兆円の補正予算を組んで対策を講じたが「アベノミクスは失敗」した。その失敗を隠すために、それと傷のついた内閣のリセットの為だけに700億円もの費用をかけて「アベノミクス解散総選挙」を行った。その際、安倍首相は「アベノミクスで雇用が増えて、内定率もあがった。行き過ぎた円高デフレも解消された」といっていた。ちょっと待ってよ、といいたい。雇用が増えたのは正社員ではない契約派遣社員だ。また、大企業の工場はもう海外の人件費の安いところにとっくの昔に移っており、日本人の人件費が少しばかり安くなったとしても「(単純作業のルーチンワーク的)製造業工場」等日本国内に戻って等こない。安倍さんがいう日本に大企業の工場が戻ってきた、などという話は枝葉末節的なほんの数パーセントのごく稀なケースであり、「安かろう悪かろう外国製品」を嫌う、「高額でも品質の良いメイドインジャパン製品を購買する購買者向け」でしかない。それを大企業全体ととらえるというところが安倍さんの頭の悪さ、だ。
「アベノミクス」はウナギのかば焼きの”ウナギのない臭いだけ”の商法である。アベノミクスとやらで儲けたのは一部のお金持ちだけ。ほとんどの一般庶民は恩恵にもおこぼれにもあずかっていない。安倍政権は「アベノミクスの失敗が表面化する前」に手を打った。消費税の再増税を2017年4月に延長したのは英断ではあるが、それ以外は何ら汲むべき酌量の余地はない。
アベノミクスは失敗した!景気はよくならないし、このままでは財政も内政も外交もレイムダック状態になる。安倍自民党公明党圧勝の独裁が始まるだけだ。そして日本国の運命は悲惨な地獄になる。安倍晋三「アベノミクス独裁」の間抜けさ、だけでも国民はわかっておくべきだろう。野党も情けなく分裂したので自民公明圧勝は意外ではない。独裁が始まる!日本国のおわりの始まり、である。

緑川鷲羽(みどりかわ・わしゅう)・44・フリージャーナリスト・
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