承認取り消しに防衛相「残念」
辺野古承認取り消し、防衛相「非常に残念」
(朝日新聞) 11:12
NPO主催のシンポジウムに出席した中谷防衛相=9日午後、東京・内幸町
NPO主催のシンポジウムに出席した中谷防衛相=9日午後、東京・内幸町
(共同通信)
中谷元・防衛相は13日午前、沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事が米軍普天間飛行場の移設予定地の同県名護市辺野古の埋め立て承認を取り消したことについて、「防衛省はこれまで丁寧に手順を追って県に説明をし、承認をいただいた。承認が取り消されたことは非常に残念に思う」と東京都内で記者団に語った。今後の対抗措置については、質問に答えなかった。
防衛省はこれまで「埋め立て承認に瑕疵(かし)はなく、承認取り消しは違法だ」と主張している。
翁長知事が記者会見で発表
沖縄県知事、辺野古埋め立て承認取り消しを発表
(読売新聞) 10:11
辺野古承認取り消し=政府、直ちに対抗措置へ―翁長沖縄知事
(時事通信) 11:46
辺野古の埋め立て承認を取り消し
<辺野古移設>沖縄知事、沿岸部埋め立て承認取り消し
(毎日新聞) 09:30
米軍普天間飛行場の移設先、辺野古沿岸部=8月、沖縄県名護市(共同通信社ヘリから)
米軍普天間飛行場の移設先、辺野古沿岸部=8月、沖縄県名護市(共同通信社ヘリから)
(共同通信)
◇国、不服審査請求へ
沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事は13日、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古沿岸部への県内移設に向けた前知事による埋め立て承認を正式に取り消した。同日に承認取り消しの文書を沖縄防衛局に送付した。埋め立ての法的根拠となる承認が取り消されたことで、政府は13日中にも行政不服審査法に基づく不服審査請求を行うなど対抗措置を取るとみられる。承認が取り消されても政府は埋め立てを強行する構えを崩しておらず、移設問題を巡る国と県との攻防は法廷闘争に突入することが決定的となった。
県庁で記者会見した翁長知事は「承認には瑕疵(かし)が認められ、取り消しが相当だと判断した。今後も辺野古に新基地は造らせないという公約実現に向けて全力で取り組む」と説明。そのうえで「これから裁判を意識したことが始まっていくが、場面場面で沖縄県の考えを述べ、多くの国民や県民に理解してもらう努力をしていく」と強調した。
続きを読む
国は手続きの正当性を主張してきた
【深掘り】辺野古承認取り消し 沖縄県、政府との法廷闘争にらみ準備
(沖縄タイムス) 08:38
沖縄担当閣僚が視察 政権、地元選出の島尻氏起用で牽制
(朝日新聞) 10月12日 23:50