長尾景虎 上杉奇兵隊記「草莽崛起」<彼を知り己を知れば百戦して殆うからず>

政治経済教育から文化マスメディアまでインテリジェンティズム日記

ノブレスオブリージュ 大王製紙井川意高前会長100億円横領

2011年10月21日 04時41分17秒 | 日記
教育の失敗、ノブレス・オブリージュ
 
 「エリエール」で知られる大王製紙の前会長で創業者の孫の井川意高(いかわもとたか)容疑者(47)がグループ企業から100億円横領して刑事告訴された。全部ギャンブルで遣い果たしたという。とんでもない「バカボン」です。もう少しノブレスオブリージュや社会道徳が欲しかった。だが、そんな大金私財で返せる訳もなく、自殺して「死亡保険」でちょっとははらってほしい。 2011年10月3日朝霞(あさか)国家公務員宿舎建設が「凍結」された。16宿舎を解体して朝霞国家公務員宿舎に統合するというが、都心の一等地(埼玉県)なのに家賃月4万円(税込宿代+光熱費込み)という贅沢宿舎に「ふざけるな!」「その分を東日本大震災復興費に当てろ!」と不満轟々でした。ですが「廃止」でなく「凍結」ということはいずれ「解凍」するということです。実は役人を監視する役人つまり「マネジャー」が20万人(地方出先機関)います。銀行じゃないので「無駄」ですよね。政治家は官僚に舐められているのは官僚と「同じ土俵」で対峙しちゃうから。だから騙されたり詐欺まがいの官僚言葉でしてやられる。政治家は「国民の立場に立てばダメだ!」ときっぱりいえばいいだけ。パブリックサーヴァント(公僕)という事を忘れるな。また「人事院勧告」とは「人事院」とは「国の人事部」です。国家公務員や国会議員の給料を韓国する行政機関です。が、だいたい民間が年収406万円にたいして公務員年収は633万9000円です。人事院は「民間と同じ基準で」というが「エリート企業と同じ…」というおまけつきなんです。2010年11月26日、馬渕氏仙谷氏の問責決議案が可決されました。馬渕国土交通大臣は「尖閣諸島中国漁船衝突ビデオ流出事件」で仙谷官房長官は「自衛隊を「暴力装置」」と発言したことでだ。2010年11月22日、国会軽視発言をうけて菅内閣の柳田法相が辞任しました。菅直人総理大臣ならびに仙谷官房長官、馬渕大臣、前原大臣らの「ドミノ辞任」の問責決議案も野党は検討しているようです。民主党の柳田法務大臣が地元広島でのパーティーで「法務関係なんかさっぱりわからないから官僚まかせ(馬鹿で資質がないから)」「法務大臣としての国会答弁は2つだけ。「個別の案件にはお答え出来かねます」と「法的観念に対して適切に対処していきます」だよ(笑)」と言って(39回も言っている)反感され一応謝罪しました(馬鹿のひとつ覚えの「真摯に対応していきます。謝罪いたし…」を20回繰り返す)。このひと馬鹿なの?菅内閣支持率は26%、「法相辞任するべき」は79%です。現在、「官僚の天下り」は4500の特殊法人団体に2万5000人が天下りして毎年12兆円が無駄になっています。民主党政権になってから「天下り」を禁止するとの「建前論」から事実上の天下りである現役官僚による民間企業への出向を良しとした。「退官後」からの天下りより「現役」であるほうがむしろ悪質で質が悪い、という現役経済産業省官僚の古賀茂明氏の主張は至極当然で正論である。だが、その古賀氏を官房長官である仙谷由人(せんごくよしと)氏が恫喝し、2週間もの「ひとり全国出張」を科して虐めるなど言語道断である。いったい「影の首相」は国民と官僚機関や労組のどちらの味方なのか?なお官僚とはキャリア役人のことです。キャリアとはかなり難しい国家公務員試験をパスした役人のことでおもに中央官庁(霞が関)に勤める 官僚のことです。
おもに東京大学法学部卒業が多いといわれます。何故かといえば東京大学(旧・帝都大学)法学部は元元、「官僚を育てる為に作られた大学」だからです。東京大学以外でキャリア試験をパスしていないひとは「ノンキャリア」といわれなかなか出世することが出来ません。そんな中で逮捕されました村木厚子元・被告は異例の出世をしたことになりますね(村木氏は2010年9月10日に「無罪」です)。また官僚の騙しのテクニックを教えます。官僚は正面からは抵抗しません。例えば霞が関文学というのがある。「財政」は予算編成のことです。「調査審議する」は予算編成を含まないことです。すれ違い答弁もします。とにかくくねくねといい逃れます。「完全無料化」と「完全に無料化」は「に」が入っただけでかなり違います。にが入ると「完全無料化」ではなく民間法人や国の持ち株主化も含まれる訳です。
官僚の主な仕事は「国会対策(政治家の答弁)」です。
つまり政治家がどんな質問をしてどんな答えをするか決めて「作文」を作成することです。政治家は官僚の「操り人形」のようなものなんです。だからこの統治能力をなくすべきです。官僚が「政治家の作文を造るのは止めさせて」政治家に自分自身の頭で考えさせることです。
官僚にももちろん定年は「建前として」あります。が、官僚社会は完全なピラミッド形式です。一番偉いのは大臣(政治家)ですが、官庁のトップは「事務次官」です。ですが事務次官はたったひとりしかなれません。当然ながら歳をとるごとに「間引き」される訳です。
だから官僚は定年前に省庁の関連会社に天下りする訳です。ですが「再就職」とはいえ、官僚はハローワーク(職業安定所)で職場を探す訳ではありません。退職金何千万円を貰った後で「渡り」と言って出身省庁関連会社役員など数年間だけ席を置き、次々と会社役員などを渡り歩き、その度々に「何千万円」もの退職金を貰います。合計金額は何億円の退職金を貰うそうです。その再就職先で元・官僚は何日も出社せずに、官庁と天下り会社の「口聞き(公共事業の斡旋など)」をするだけです。
能力が本当にあるひとならいいんですが…。まあ、一般会社では「渡り」はもちろん「官庁省庁による再就職活動」などすることはありません。官僚はハローワーク(就職案内所)で再就職活動をしてください。それがノーマルな就職活動というものです。とにかく「天下り」や「渡り」を禁止してください。官僚はハローワークに行って就職活動をしてください。
まあ、天下り先の公益法人の廃止ですね。

よく聞かれる「友愛」とはプリンシィプルやノブレス・オブリージュではないだろうか。「友愛」を一般化することなど不可能です。意味もありません。猿の世界を見ればいい。ボス猿は仲間の嫌いな猿をいじめ抜く。いじめられた猿は隅で小さくなっている。人間は猿とは違う。いじめられたら「負けたままで堪るか。今に見ていろ!」という人間が出てくる。この反発力が人類を発展させてきた。皆がニコニコ笑ってお互いが好きという世界はむしろ不気味だし、人間の成長もあり得ない。あのソクラテスでさえ死のまぎわは「私は知識の海の浜辺で貝殻を拾っているだけだ」という。あの天才のソクラテスでさえ「自分の無知」を認めて死んだ。なのにソクラテスの半分のIQもない輩がわかったことを言うのは醜悪です。私だって「知らないことばかり」です。もっと自分の頭で考えるところです。知らないことは知らないことです。わかったふりでは何も変わらない。お互い勉強不足ですね。頑張ってください。
また「お金儲け」のことですが、確かに「お金」は大事です。どんな綺麗事を言ったところでお金がなければ一切れのパンさえ買えない。それが現実です。だがだからと言ってホリエモンや小室哲哉のように「命の次に大事なのはお金だ!」では只の馬鹿です。よく論語と算盤というように「お金儲け」と「論語(道徳)」は両立するべきです。「命の次に大事なのはお金だ」では只の福永法源です。所詮、お金儲けには論語がないと只のホリエモンや小室哲哉や福永法源のように没落する。要は何の為にお金儲けをするか?だ。私利私欲では何も変わらない。民主党政権になったところで何も生活は飛躍的には変わらない。宝くじを買ったって当たる訳ありません。努力なきところでペイなきです。論語と算盤というように人間はいかになろうともプリンシプルを失っては生きていけないのです。悪銭身につかずです。努力なきところにお金儲けなしです。ホリエモンや福永法源や小室哲哉では意味がありません。もっとプリンシプルをしっかり持ってください。上杉の義を持ってく
ださい。それがプリンシプル(原理・原則)です。
またノブレス・オブリージュとは高貴なる責任です。高い地位やポジションにいるひとやパブリックサーバント(公僕)には責任がともなうということです。只の権力欲や出世心では高い地位やポジションについても失敗する。高い地位のひとには「社会的貢献の責任」がともなうということです。頑張ってください。 
 
 
      アジア共同体(AAU)
 
 「APECって何ですか?」ですが「Asia Pacific Economic Coopperation.(アジア太平洋経済協力会議)」です。カナダ、米国、メキシコ、ペルー、チリ、ロシア、韓国、日本、中国、香港、台湾、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、インドネシア、パプアニューギニア、オーストラリア、ニュージーランドの21カ国が加盟して「関税撤廃」などで協議しています。自由貿易交渉いわゆるFTAで日本はEPA(経済連携協定)で日本は出遅れました。アフリカ支援金が1・8兆円に決まりましたね。政府はEPAでの交渉を諦めて、WTO(世界貿易機関)を軸に考えているそうです。何にしても交渉の停滞は致命的でしょう。誰かがAPEC(アジア太平洋経済協力会議)で交渉するべきなのですという。が、アジアとアメリカ合衆国が(しかもヨーロッパまでが)集まるまるで国連のような経済協力会議では話になりません。戦前の大英帝国、戦後のアメリカ合衆国のような代わりを中国に「屋台骨」として期待しても無駄です。中国を過大評価しては危険でしょうね。中国経済はまだ弱く、戦後のアメリカ合衆国のような代わりはまだ無理じゃないかと思う。日本は「ものつくり」国家です。が、だからといってアメリカ合衆国が「ものつくり」を忘れたか?と思うのは違います。世界優良百社の中にアメリカ合衆国の企業は60社入ります。日本企業は8社だけです。アメリカ合衆国の企
業は世界的巨大企業です。例えばコカ・コーラやインテル、ペプシコーラなどです。ポスト自動車はグリーンニューデールの環境商品です。アジアはアジアでまとまるべきなのです。BRICs(ブリックス)という新興国がある。国名ではありません。それぞれブラジル(人口1億人GDP1兆ドル)、ロシア(人口1億人GDP1兆ドル)、インド(人口11億人GDP1兆ドル)、中国(人口13億人GDP3兆ドル)などである。ロシアは石油ガスのエネルギー資源国。ブラジルは農業資源国です。またアジアの工業新興国の中国とインドは私の私案AAUの加盟国です。景気刺激策が効果を表しているのが中国とインドです。株価が右肩上がりです。中国は最近中に日本を抜いて世界第二の経済力を持つだろう。つまり日本は第三の国に落ちぶれるということです。ブラジルは日本より高くなり、ロシアは日本より株価が低いものの右肩上がりです。 今、日本にはAPEC(アジア太平洋協力会
議)などがあるが、アジア、EU、アメリカなどがほとんどごちゃごちゃになっている感じです。南北アメリカにはNAFTA、ヨーロッパにはEU、アフリカにはAUなどあるが、アジアだけの共同体というものはない。日本とフィリピン、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシアのASEAN(東南アジア諸国連合)諸国、オーストラリア、ニュージーランド、中国、韓国、ブルネイを加えた国で共同体をつくるべきだ。
その名称はAAU(アジア共同体)、こう書くと戦前の「大東亜共栄圏」をイメージする方もいるかもしれない。しかし、そういう日本だけが得する共同体ではなく、互いの国が共通の利益を共に守り合う構想である。 そのさいリーダーは日本ではなくシンガポールであるべきだ。シンガポールは日本の淡路島の大きさに満たない小国ながら、大中継点として発展し、外交もうまい。副リーダーは中国でいいだろう。アジアの中の日本人像は「ブロンドの髪に青い目で肌だけは黄色」 という異国人である。そんな日本人がリーダーでは駄目なのだ。石油はインドネシアやブルネイが中心になる。オーストラリアの国土の半分の天然資源は手付かずという。50年というスパンで開発計画は可能です。森林資源もマレーシア、インドネシア、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピンに豊富です。また、フィリピン、インドネシア、タイ、マレーシアは農業国だから資源国になりえる。何故オーストラリアとニュージーランドをAAUに入れるのか? そ
れはオーストラリアとニュージーランドは白人国家で、イギリスのコモンウェルズ(英連邦)だからだ。アメリカとイギリスと肌の色が同じであり宗教も人種も同じだ。「肌の色が違うだけなのに……」というのは甘い。なぜアメリカがドイツでなく日本に二回も原爆を落としたのか考えたらいい。彼らの中に日本人は人種的にワンランク下だという心理があるからだ。オーストラリアとニュージーランドはアメリカと同じアングロサクソン系人種である。ドイツはゲルマン系、第二次世界大戦ではアメリカイギリスに見捨てられた。しかし、アングロサクソン系国で見捨てられた国はなかった。オーストラリアとニュージーランドはAAUが人種的に叩かれない為の切り札である。オーストラリアとニュージーランドもアジアの一員と自覚している。だから朝鮮戦争のとき数万人もの兵士を送ったのである。今こそアジア共同体で本当の自立をしようではないか。
AAUには当然人口10億人のインドももちろん必要である。かっては貧乏だったインドもバンガロールではコンピュータープログラム、ニューデリーでもかなり勢いがあります。AAUには絶対必要であります。 
 
 
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