
【シン・小説講座(34)】劇的にわかる!誰でも書ける小説の技術『小説術』今の作家で億万長者!!!。それでも書きたい人たちへ送る、戦略戦術!!
では、読者は何を求めているのか?
エンターテインメントは、純文学に比べて、特に読者のニーズに応えることを強く意識して文章を書かなければならない。
読者のニーズとは、端的に言って次の2項目である。
①読者の期待どおりに物語が波瀾万丈に展開していき、安心して読める。
②読者の知らない情報が多く盛り込まれており、知的探求心を満足させる。
つまり、物語の面白さで惹きつける。
で、読者の知らない専門知識の蘊蓄(うんちく)で選考委員や読者を唸らせる。
と、いうことだ。
(だが、編集部のひとは当たり前だが、作家・漫画家・校閲などプロだからアマチュアの作家志望より詳しい。また、学校知識・介護知識・医療知識(プロ志望者に介護職員・医療関係者・学校の先生や博物館の学芸員が多いから)も選考者も知っている可能性が高い。大勢応募してきて何度も読んでいるから。ギリシャ神話やキリスト教などの知識も応募者の多くが知っていて、誰でも詳しいので、蘊蓄にならない)
そして、その物語のキャラが立っていれば新人賞が獲れる。間違いない。
(続く)
2025年5月24日