堅曹さんを追いかけて

2002年(平成14年)9月から先祖調べをはじめた速水家の嫁は、高祖父速水堅曹(はやみけんそう)に恋をしてしまったのです

国立公文書館

2010-01-21 22:32:42 | 日記・エッセイ・コラム

前回の記事でみなさんに誤解を与えてしまったようです。

「速水堅曹の生涯を書き始めます。」

と書きましたが、これはブログ上ではなく、自分が原稿を書くということです。

ですので、ブログには載りません。


そんなに完全な原稿がどんどん書けるわけではないし、推敲と試行錯誤を繰り返しながら

書くので、とても次々と書くことはできません。

進行状況だけ、ときどきお知らせしようとおもっています。




さて、先日、国立公文書館にはじめて行ってきました。


Cimg2050 国立公文書館


あらかじめネットで堅曹さん関連の文書を調べていって、閲覧させてもらいました。


堅曹さんは国の役人だったため、辞令がたくさん残っています。

ほとんどはマイクロフィルムで見るようになっていますが、

リールの番号まで検索でわかるので、わりとはやく目指す文書にたどり着くことができました。

それをすべてコピーにとりました。

これを、堅曹さんの日記や自叙伝に書かれている文章と照らし合わせる予定です。



また、叙勲についての書類は審査を経てから、閲覧になりました。

これは実物です。

晩年に国から銀杯をいただいた時と、亡くなる直前に階位を一つ上げたときの書類があります。

こうしたものは初めて見ましたが、与える人物の履歴や功績を記した書類がたくさんあって、

それが県や団体からの推薦書と一緒に提出されて、審査されているのですね。

いってみれば、ここに堅曹さんの功績のすべてが凝縮されているとおもいました。

この書類は傷むので自分でコピーすることはできず、

業者にたのんで写真に撮ってもらい、それをコピーして、後日送付してもらいます。



ここの閉館時間が午後5時とは知らず、必死で閲覧をしていたら、

そ~っと係りのひとがやってきて、

「もう閉館時間なのですが」、と言われてしまいました。

大急ぎで、コピー代やら、コピーの申し込みをして、

「すみません、閉館時間を知らなかったもので」とあやまりながら

公文書館をでてきました。


外はもう暗くなっていて、

でも、「いいものを見ることができた」という気持ちでいっぱいでした。


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