ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

合わないらしい

2007-01-22 00:16:09 | 日常
生徒が突然発熱してお休みになったため、先日借りたDVDを見ることが出来た。
まず「チーム★アメリカ」。
世界のポリスとしてウザがられているアメリカをジョークで綴るパペット映画。
あやつり人形なのに演技力がものすごいぞ!違和感なしの演技力だ。
くだらな物が大好きな自分なので気に入るのではないかと思ったのだが…。
くだらないところ、特にラストの演説はあまりのくだらなさに笑った。
しかしどうにも引っかかるところがあるんだわ。
製作者のアメリカ人がその嫌われているところを理解し、おちょくる冷静さは
すごいなと思ったが、悪に染まった映画スター達や悪の親玉を虐殺してしまうのは、
どうにも悪趣味だ。個人的な感情が垣間見えるし。
自分の大好きな「オースチン・パワーズ」がひたすら能天気なくだらなさだとすると
これはDQNチックなくだらなさだ。
ヤンキー(日本の不良の一部という意味で)的な「実際はコイツら気に入らないから
人形で殺しちまったのさ」みたいな。とにかく短絡的な。
無法地帯と言われている2ちゃんですら「死ね」と書かない日本人には
抵抗を感じずにはいられない部分だと思う。
ある意味これもアメリカがウザがられている部分と根っ子は一緒だな。
それにしても「ヤンキー」って日本語作った人はすごいなとあらためて思った。

続けて「スター・ウォーズ エピソード3」。
すごい勢いで前作までの人間関係を忘れ果てていて、家の母と二人で
失われた記憶を取り戻すのが大変だった。
おもしろいんだけどそれとは別に、アナキンの独りよがりな行動にイラつきっぱなし。
そしてCGとは言えいろんな美しい建築物や物を壊すので、「もったいないー」と
本能が叫びっぱなしだった。
ああ、小市民。つくづく心の底まで日本人。

アメリカ映画、だめなのかもなー。次回はクレしん借りようっと。

この記事についてブログを書く
« またしても訃報 | トップ | シャンプー考察 »