ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

40年代

2007-01-16 00:17:54 | 過去
昨日のテレビの話の続きをしたい。
元祖ジャニーズの方々が「cool」を歌い踊った後に、若い女の子が「踊り明かそう」を
歌ったのだが、これが凄まじく上手かったのだ。
シャーリー・バッシーもかくやと思うくらいのパンチのある歌唱力と表現力。
何より本気度が段違い。
完璧な音程と声の張り。やり過ぎかと思うような節回しのオカズも力づくで納得させる漲る自信。
英語の発音もものすごく勉強してあり、それを見せ付けるかのような歌いっぷりには脱帽だ。
その歌手は「豆だぬき」みたいな本当に小さな女の子なのである。
40年代流行のショートボブで後ろを膨らましたスタイル(これってどうやったら出来るんだろ?
ちょっとやってみたいヘアースタイルではある)に、真ん中をリボンで縛ったミニドレス。
ノースリーブの二の腕がムチムチしていて弾けるようだ。
付けまつげに濃いアイメイクでメイクを落とした本当の顔はどんなだかわからないけど、
若いコケティッシュなかわいらしい魅力に溢れていた。
その後、実況掲示板にて彼女が弘田美枝子さんであったことを知る。
自分が子供の頃にテレビで見た弘田さんは痩せぎすでロングヘアー。
どちらかというとデカダンなムードを醸し出していた女性であった。
バツグンの歌唱力などという印象は全く無い。
変遷を経るにおいて、彼女は彼女なりのこだわりや努力はあったのだろうが、
なんかすごくもったいない気がした。

それにしても昭和40年代の若者ってパワーあったなーって、
大阪万博の特集番組も見ながら思った今日であった。

この記事についてブログを書く
« 長い一日 | トップ | 新兵器 »