ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

photo album

2024-09-12 07:59:00 | プロレス
昨日小林選手の訃報の記事を書いてからいろんな試合のことを思い出したのだが
ちょっと自分で疑問に思ったのが
「あの頃私はどうやってチケットを買っていたのだろう?」ということ。
最初に生観戦に行ったきっかけは新日中継時にチケットプレゼントに
本当に「当たるわけない」と何の気なしに応募したら当たったこと。
ちょうど人気が落ちていた時期でバンバンビガロの初来日時だった。
それでプレゼントの目論見通りにその後は自分で購入して東京の試合は全部行っていた時期もあるのだが
当時ネット販売などなく、かと言って電話して取ってた覚えもないんだなー。
手がかりを見つけるべくアルバムを紐解いた。


チケットには二種あり、写真の物は大概観戦に行った会場で次期シリーズの物を売っていたのを
その場で選んで買ったものだと思う。
廊下にポツンと置いた机の上に並べてあったのを買う様は今考えるとのどかだな。
左のもののようにぴあで発券したものはちゃんとピアで買ったということか。
これを発券したのはなんと今は無くなってしまったブライダル仕事先のホテルである。
あのホテルのどこにぴあなんてあったのだろう?全く覚えがない。

そのチケットのよみうりランド大会は自分の観戦史上一番思い出に残っている。
チケットをよく観ていただくとわかることだが最前列だ。
プロレスでの最前列はこの時だけだ。だからと言って別に何も感慨もないのだが。
この時の試合はなぜかすごくズンドコが多くて、一番は木村健吾選手のCD発売記念ステージ。
曲は「デュオ・ランバダ」。
曲名を聞いただけでなんかお察しであろう。


アルバムにあった一番上の写真がそれである。ほーら、思った通りでしょ?
二番目には対角線上に小林選手、星野勘太郎選手と鬼籍に入られた方が並び立つ。
あとなんだかライガーのイベントもあったような気がするのだが忘れた。
そして一番の思い出は帰り道。
前の人に付いて行ったら駅に着くだろうと何も考えずに歩いて行ったのだが、
私たちの後ろもそんな人たちがぞろぞろと付いて来た。
そしたら前の人は地元の民だったらしくどんどん山道に入って行ったのだ。
我々はちょっと不安になってきたが、後ろの人達は険しい道に無邪気に
「ひゃー」とか「これ駅に着く早道?」とか楽しんでいる。
その内に前の人達もなんかいっぱい後ろに付いてきていることに気が付いて
「やべー」と言いながら慌てて軌道修正してくれて、なんとか帰り着けたという、
プロレス云々じゃない思い出だ。
アルバムを見たらこれに懲りずにもう一度よみうりランド大会に行っていることが発覚しビックリした。

人の脳はいらない情報はきれいに消去して行くということがしっかり分かった。
そして「想い出なんかいらないからアルバムなんて捨てるべき」思うことがあるが
こうしてたまに役に立つからまだちょっと持っていて楽しもうと思う。
若い頃の自分も楽しそうなのがわかって何よりなのだ。