ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

spoil

2024-08-17 08:12:00 | 日常
盆暮れ正月の恒例事項、K嬢宅でご馳走になる。
彼女も私も高齢になった母を持ち、面倒見たり見られたりしている同じような状況。
愚痴も不安も一緒である。
今年お母様の緊急入院も経験したK嬢もやはり「その後」について熟考している様子。
私はと言えば、そういう公的なことをやるのも考えるのも予想するのも面倒なタイプ。
「いっそ大地震で…」などと究極の面倒回避まで言い出す始末である。

K嬢は運動が不足して筋肉が減っているお母様のために様々な電動運動器具まで揃えていた。
踏んでいるだけで足が鍛えられるのとか、マッサージ・ガンまで。
私はなるべくできることは自分でやってよなスタンス。
それはスポーツクラブであるおばあさんが「背中が痒くてたまらなくなり、
掻こうと頑張っていたらこんなところまで手が届くようになった」と仲間に話していて
本当に私以上に肩甲骨が動いて腕が上がっていたのに驚いたからというのもある。
意外と対応を迫られるとできるものなのかも、人間って。
甘やかさないのも大事かなって。

自分たちも、それ以上年上の母たちもどんどん年を取って行くのは自然の摂理。どう生きていくかは自分次第、いやもうすでに天命として決められていることなのかもねとも
思う今日この頃なのである。