只今噂の山口県の誤送金事件。
いろいろなんつーかすごいことが重なっているなあと驚くことばかりなんだけど、
一番びっくりしたのが「町役場から銀行にデータをフロッピーで渡した」ということだ。
フロッピー!なんと懐かしい。もちろん私もとてもお世話になった。
電子オルガンの音色や打ち込んだリズムデータの保管のための最新鋭のツールだったのだ。
もう使っていない私の電子オルガンの上に置いてあったフロッピー読み取り機を生徒が
「これ何?」と不思議そうに尋ねるのに「フロッピーだよ」と言っても誰一人わからない昨今。
それもそのはず、フロッピーは10年以上前に生産中止になっていた。
そりゃ最近生まれた方々は知らないよね。
そんなもうメンテからも外されていそうなものが、公的機関では未だメインで
使われていることを知りクラクラした。
どう考えても入るデータ量は少ないだろうし、使えるパソコンってまだ売ってるのかなあ。
危険さ丸出しだし。
我々にはデジタル推進しておいて、本丸はこんなもんだよとバカバカしくなった。
まあ元から知ってるけどさ。