ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

余裕を持って!

2009-05-31 00:21:58 | 日常
土曜日はブライダルの仕事をやってから教室に行くのであるが、
今日はもうレッスン時間開始ギリギリに着くか着かないかと言う時間の式に入れられて困っていた。
「この時間の電車に乗らないとOUT!」というのも調べられる昨今、
挙式終了後にどう動くかは予定を立てておいた。
それなのに肝心の挙式開始時間が大幅に遅れた!写真撮影でトラブルがあったらしい。
私はあせった。しかしもっとあせっているのは式場の人だった。
なぜならこの式が終わった直後に、(別の事務所による)まだ次の挙式があるから。
我々は一丸となってスムースなリハーサルと10分遅れで始まった式を終えた。
機転のきく牧師先生と動ける聖歌隊のおかげである。
おかげでなんと最悪より一本前の電車に乗れたのだ!教室まで走らずに済んだのだった。

しかしこういう時に限って新郎新婦が「すごい良い人」なのはなぜだ?
我々は急いでいるからといって慌てたりはしょったりせず、きちんと挙式した。
しかしきっとどこかに‘あせり感’は滲んでいたと思うのだ。
お二人もご家族もそんなことも知らず喜んで涙すら流してくれていたが、
平常心で挙式に臨めなかったこと、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。