海外のニュースより

政治・経済・社会の情勢について書かれた海外の新聞や雑誌の記事を選んで翻訳しています。

「イラクで、地方選挙始まる」と題する『ヴェルト・オンライン』の記事。

2009年01月30日 | イラク問題
谷村新司 ベスト&ベスト

プルーク

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バグダッド発:イラクでは、最初の選挙者が地方選のために一票を投じた。選挙委員会の代表の伝えるところでは、昨日、兵営や警察署、病院や監獄に1672箇所の投票所が開かれた。土曜日の本来の投票では、61万4千人の兵士・警官・病人・囚人は、早期に投票する可能性が与えられた。2005年度の国会議員選挙では、投票日にはたった一日に決められていたが、それは当時、役所がロジスティック上の問題や治安問題と戦っていたからである。
選挙権者名簿に記載された1500万人のイラク国民は、明日、土曜日に選挙に出かける。最初の結果は、翌火曜日には判明する予定だ。全部で、1万4431名の立候補者が、18ある州のうち、14州にある地方議会の440議席を争うことになる。
「国際危機グループ」(ICG)の見積もりでは、地方選挙は、数年前から暴力によって不安定にされたイラクに安定をもたらすだろう。2005年に行われた地方選挙と憲法制定国家選挙では、内戦が起こったが、今度の選挙は、平和な選挙になるだろうと、ICGが発行した報告は述べている。その理由として、今回は、2005年の選挙をボイコットしたスンニー派政党が参加するということが挙げられている。
[訳者の感想]どうして、スンニー派が今回は選挙に参加することになったのかという理由は書かれていません。選挙に参加しないと彼らの政治的立場がますます不利になるからでしょうか。
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