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「ザラチン、ドイツ人の平均知能が下がっていると断言」と題する『シュピーゲル・オンライン』の記事・

2010年06月11日 | 教育と科学技術
ダルムシュタット発:ティロ・ザラチンは、また一撃を加えた。ダルムシュタットで開かれた「ヘッセン州南部地域企業者団体の「学校と経済」研究グループの催しで連邦銀行総裁ティロ・ザラチンのは、「教育、人口問題、社会のトレンド」というテーマについての講演を利用して、なぜドイツは移民のせいで不利になっているかを聴衆に説明した。
「われわれは当然ながら、平均的に愚かになっている」と「ドイツ通信社」は木曜日にザラチンの言葉を引用した。65歳のザラチンは、報道によると、トルコ、中近東、アフリカからの移民に関係する包括的な数字の助けを借りて、「彼らは他の国々から来た移民よりも教育程度が低いことを示している。」
「移民達は、そのうえ、ドイツ人達より多くの子供を持っている」と彼は言った。「異なる知能程度をもった住民集団が異なる増加をしている」と元ベルリン市財務部長は言った。彼によると、知能は親から子供に伝えられるが、知能の80%は、遺伝に基づく。
聴衆の中の数名は、にやにや笑いで答えたが、はっきり分かる不快の表明はなかった。
更に彼の講演で、ザラチンは、ますます低下しているドイツの学校の質を批判した。小学校の生徒は正しく文章を書いたり、計算したりできない。「子供のハンスが学ばなかったことは、大人になっても学ばない」とザラチン言った。
2002年から2009年までベルリン市の財務部長だったザラチンは過去に、しばしば、移民や「ハルツIV」の受給者について挑発的な発言で憤激を買った。2008年初めには、彼はハルツIVの受給者は一日、4.5ユーロ(540円)で生活できるだろうと示唆するために、「メニュー・プラン」を作成した。後には、エネルギー価格の高騰に関して、冬には室温を下げ、その代わりに「厚いプルオーバー」を着たらよいと薦めた。(後略)
[訳者の感想]このザラチン氏も、名前が「サラセン人」のフランス語綴りから来ているようで、数百年前にスペインからフランスに来たアラブ人の子孫のようです。
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1 コメント

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ザラティンさんがんばれや (やかもち)
2010-09-12 09:47:26
ティロ・ザラティンはまたどでかい事をやってしまいましたなあ。今、クビになりかけてまっせ、なんぼなんでも、ほんまの事言いすぎやな。それにしても、ドイツはナチスの反省か何か知らんけど、人種問題に関しては何にも言われへんみたいやな。あきまへんで。でも、世論調査では過半数がザラティン支持やで。ドイツ人の覚醒と決起を訴えますわ。
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