海外のニュースより

政治・経済・社会の情勢について書かれた海外の新聞や雑誌の記事を選んで翻訳しています。

「日本での抗議、米国はテロを警告する」と題する『ヴェルト・オンライン』の記事・

2008年04月27日 | 中国の政治・経済・社会
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英国の外務省も、中国でのテロの脅威について語った。「八月のオリンピック大会のような、多くの公衆が集まる催しは、テロリストにとって格好の目標だ」と米国の旅行警告の中で述べられている。三月の報告では、国務省は、アメリカ人旅行者に、テロの脅威は非常に少ないが、中国への旅行者は気をつけるべきだと述べていた。その後、英国は「外国人旅行者が滞在する公共の場所で、テロ攻撃が起こるかもしれない」と警告した。国際警察のロナルド・ノーブルは、オリンピック競技会についての安全保障会議で、「アルカイダか他の過激派グループが、致命的な攻撃を加えようと試みることはありえる」と断言した。
 多数の抗議デモを伴う16箇所で聖火リレーの後、聖火はその目的地に到達した。土曜日、聖火ランナーは、日本の長野市で、16キロの距離を走破した。その際、チベット活動家の抗議の際、三人が逮捕された。
デモ隊は、何回も、聖火リレーを遮ろうと試みた。走路の安全を確保するために、約3千名の警官が動員された。数百人のデモ隊がチベット国旗を振り回し、「フリー・チベット」というシュプレヒコールを行った。同時に、2千名の中国人留学生が街頭に繰り出し、北京政府支持を表明した。到着地点では、聖火は中国国旗の海に取り囲まれた。長野市は、1998年の冬季オリンピック競技会の開催地だった。
善光寺では、僧侶たちが、チベットのために法要をいとなんだ。元々はこの寺院が聖火の出発点になる予定であったが、僧侶たちは聖火リレーに参加することを拒否した。
聖火は日曜日にソウルに、月曜日には平壌に移る。
[訳者のコメント]この記事についている写真は、中国支持デモ隊と反中国デモ隊の間でもみくちゃにされている制服姿の警官です。
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