あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

百万円と苦虫女を観た

2008-07-22 00:24:36 | Diary_7
「崖の上のポニョ」と同日に封切された蒼井優主演の映画「百万円と苦虫女」を観た。料金の安いレイトショーで入場。レイトショーは人が少ないことが多いんだけど、封切初日でかつ3連休ということもありそこそこの入りだったな。ただまぁ、客層はなんとなくマニアックな感じだったかも。ポニョではなくあえてこれを選んでいるあたりがね…。

あらすじ: 就職浪人中の鈴子(蒼井優)は、アルバイトをしながら実家で暮らしていた。彼女は仲間とルームシェアを始めるが、それが思いも寄らぬ事件に発展し、警察の世話になる。中学受験を控えた弟(齋藤隆成)にも責められ家に居づらくなった彼女は家を出て、1か所で100万円貯まったら次の場所に引っ越すという根無し草のような生活を始める。(シネマトゥデイ)

完全な雰囲気映画。現代の閉塞感をロードムービーという形で表現している。興奮や感動などのエンターテイメント性はあまりない。全編にわたって気だるさやメランコリックな感じが漂う作品なので、映画の評価は自分のバイオリズムに影響されるかな。なんとなくダラダラしたい気分の時に観ると感覚にマッチすると思う。俺自身はここ最近ちょっとネガ入っているんで、観るタイミングとしては悪くなかったかも。実際退屈な映画ではあったけど、それなりに観れたし…。

ところで主演の蒼井優についてなんだけど、個人的に彼女はダメ人間っぽい役を演じるとピカイチだと思っている。そういう意味では今回の映画では「良い蒼井優」を見ることができるね。蒼井優に萌える事を目的とした映画と言えなくもない。

総評は「普通」評価だな。つまらなくはないけど、そこまではって感じ。